TVアニメ感想(火曜日)

ヨルムンガンド PERFECT ORDER#15「Dance with Undershaft phase.2」

アールが裏切りを告白した時の、ココの反応。表情。その固さ。凍りつきながらも絶やさぬ笑み。 そして、死。 語られる、笑みの理由。 エンディングがまた、しみじみと。 二期のEDを最初に見た時に、ココが「笑っていない」こと、またその表情が冴え冴えとし…

超速変形ジャイロゼッター#3「華麗なる第三のドライバー」

そっかーカレーと華麗でダブルミーニングだったのかーすごいなー(棒) ……たまには痩せの大食いカレー好きが居たっていいのに! とまあ、駄洒落になっているのかいないのか、二段構えのフェイントがなんだか面白い、三人目の登場回でした。 というか、ほんと…

ヨルムンガンド PERFECT ORDER#14「Dance with Undershaft phase.1」

ブックマンの渋さは異常ですよ異常。一期の時は、これほど強烈に感じなかったのに。 かっこいいなー。 ブックマンが想起するヘックスの過去。アールが想起するブックマンの過去。 ヘックスがまた怖い良いキャラしていて。こりゃココ部隊の面々の影が薄くなる…

超速変形ジャイロゼッター#2「ロゼッタグラフィーの秘密」

さすがプリウス、ハイブリッドレーザーキャノン完備だぜ。 プリウスに乗りたくなったよ!免許持ってないけど! 実在する車でのネタって、なんか燃えるよなぁ。自分ちの車種と合致したりしたら、盛り上がり半端ないよなぁ。 さておき、ストーリーそのものはき…

ヨルムンガンド PERFECT ORDER#13 天を仰ぐ蛇(新)

話数は第1シリーズから積み上げていくのか。サブタイトルは変えてるのに……いろいろと紛らわしいよ! 第2シリーズ、開幕。 冒頭はカレンの身の振り方を示すもので、なにやら楽しく。というかドクター・マイアミ、単体で見ると周りを振り回すだけ振り回してい…

超速変形ジャイロゼッター#1「ライバード 駆ける!!」(新)

予想もしなかったところからドッカンと一発スカッと爽やかな弾が飛んできた! 事前情報をさらっと眺めた限りでは、ホビーものとしての要素のが強いと思ったのですよ。で、いわゆるレベルファイブ的なあれかなあと。 そしたら、冒頭からすごく直球勝負のロボ…

ヨルムンガンド#12「滅びの丘 phase.2」(終)

第一期、最終回。あんまり最終回の雰囲気は出していない、のが、分割2クールのトレンドなのかしらん。 バルメの復讐について、完全に決着がついた(カレンは逃がしているけれど)ので、区切りは良いというか、見ていて納得の行くラスト・エピソード(Notファ…

ヨルムンガンド#11「滅びの丘 phase.1」

以前は中途半端なところで終わった感のあった、バルメの過去の因縁に切り込むエピソードになるのかな。待望の、といった感じです。 第一期のクライマックスとして相応しくもあり。 しかしバルメは、ココしゅきしゅきだいしゅき〜なキャラをやめちゃうと、途…

LUPIN the Third 峰不二子という女#11「愚か者の祭」

もうオスカーがヒロインでいいんじゃね。いいよね。 というか、普通に面白かったです。フクロウにはいい加減あきあきしてきましたが、それを除けば。 不二子さんの事情はちょっと横に置いといて、ラスト前の整理的な感じで、オスカーくんの背景やら過去やら…

ヨルムンガンド#10「Dragon Shooter phase.2」

いやはや、派手なドンパチ回で、カタルシスがありました。 対人、対地。銃撃、砲撃。 空での戦闘シーン……単に「空中戦」と言うと、さほど珍しくないもののように思えますが、地上からの対空砲火をかいくぐるシーンとか、実はあんまり見かけないような気が。…

ヨルムンガンド#9「Dragon Shooter phase.1」

新たなエピソード開幕。なんとなく、第1話のノリに近い印象です。 紛争地域、ココの交渉、仲間の軽口、戦闘も有り。 そこに医師団という異分子と、明確な悪役であるバルドラという存在を投入して、さらなる深みを与えた、レギュラーエピソードの発展系のよう…

ヨルムンガンド#8「モンド・グロッソ」

この作品の特長である、丁々発止の遣り取りを存分に楽しめるエピソードでありました。 アマーリアが、なかなかにいいキャラ。声が高島雅羅ってのが素敵。こういうところに惜しみなくベテラン声優を配するあたりが、イイんですよ。 こういう話の場合、アマー…

ヨルムンガンド#7「African Golden Butterflies phase.2」

前後編、決着。思ったより長く引っ張らなかったんだなあと。 二元中継的な進行を見せるのは、物語に緊張感を与えて飽きさせず、よい感じでした。これによりキャラクター同士のすれ違いも発生するあたりも、楽しいお約束。 結局、陳はココを抱え込みたかった…

ヨルムンガンド#6「African Golden Butterflies phase.1」

phase.1ということはつまり、続きものエピソード。 大掛かりなお話の始まりらしく、新キャラクターやら再登場キャラクターやらとにかく多数で、Aパートは見ていて何やら混乱してしまったり。 錯綜する組織、人物。それらが絡まりあって、ひとつの大きなうね…

ヨルムンガンド#5「Vein」

ココの兄、キャスパーの登場。そして、ヨナの過去と、名前と、現在に至った経緯。 再会に回想を交える形式によって、重さと緊張がたびたび良い感じにほぐされ、辛いながらも見ている者には何処かしら安心感のある、見やすい過去編でありました。 元少年兵と…

ヨルムンガンド#4「ムジカ・エクス・マキーナ phase.2」

暗殺者オーケストラ編、というかチナツ編、終了。 アバンの虐殺シーンがなかなかしんどかったですが、基本的には毎回カタルシスをくれるから、いいよね。 チナツとの決着のつけかたにしても。 ぱんつはいてない理由にしても。 思ったより絵面としては地味な…

ヨルムンガンド#3「ムジカ・エクス・マキーナ phase.1」

なんつーか、怖い女性がテーマなんですかな、この作品は。 ココといい、前回のミルドといい、今回のチナツといい。しかもそれぞれに「怖さ」の方向性が違うし。 キレキレの女子高生(?)チナツは、実に面白いキャラですが、現実には絶対に近寄りたくないキ…

ヨルムンガンド#2「PULSAR」

一発も撃たない戦場、面白いな。 やっぱりこれ、面白いな。 第1話放映後に目にした感想では、ブラクラと比べている人がやけに多く、その気持ちはまあ分からないでもないんですが。 こうして見ると、全然べつものだな。良くも悪くも、あっけらかんとしている…

ヨルムンガンド#1「ガンメタル・キャリコロード」(新)

原作は1巻だけ読んで、なんとなくその後追いかけることは無かったのですが。アニメになったらまた違うよね。と思って見てみましたら、これがなかなか。 原作は、なんか乗れなかったんですよ。多分、どっちつかず(いろんな部分において)な雰囲気と話の展開…

ちはやふる#25「もれいづるつきのかげのさやけさ」(終)

原作未完ながら、必要なもの、欲しいものをじゅうぶんに見せてくれた最終回でした。 いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ」ENDになるかと恐れておりましたが、いや実際そういう空気もあるにはあるけれど、それよりも第一話の冒頭に返ったことで、一周めぐっ…

あの夏で待ってる#12「あの夏で待ってる。」(終)

しっとりとしめくくった、と思ったら引っ掛けたり洒落たオチを入れたりと、なかなかに気の利いた最終回でした。 映画演出は反則だよなー……うん。反則だ。とにかく演出の見事さに押し切られた感がありました。 うっかりじんわり泣けちゃったよ。主人公カップ…

ちはやふる#24「をのへのさくらさきにけり」

安定の千早の顔芸から入りまーす。 ……それすらも吹き飛ぶ、クイーンの身体芸が入りまーす。 いやあ。美少女ライバルキャラがこんなことになっちゃうとか、そのへんのセンスがこの作品ならでは、というか。センスを感じる箇所でございます。 容赦が無いという…

あの夏で待ってる#11「行かないで、先輩。」

お姉ちゃんとともに、クライマックス、到来。 いつか帰還を迫られる日が来るだろうし、それがおそらくは終盤の盛り上がりになるだろうと予想はしていたので、驚天動地の展開というわけではありませんでしたが。むしろそれ以外のストーリーだったら驚く。凄く…

ちはやふる#23「しろきをみればよぞふけにける」

原田先生かっこいいよ原田先生、な今回でありました。 熊かっこいいよ熊。 原田先生、というキャラクターは、大人らしいところ、大人げないところ、ひっくるめての「大人」で、実に安心して見ていられるし、安心して千早たちを見守ってもらえる。 そんな気が…

あの夏で待ってる#10「先輩と僕らの。」

次の瞬間にも怨嗟の声をうけて爆発しそうな主人公カップルと、それを取り巻く一方通行のみなさんの報われない告白大会。「あててんのよ」もあるよ! それでも、それぞれが区切りをつけて、次へと踏み出すための、いわば踏み絵(ってひでえ言い方ですが)とし…

ちはやふる#22「うつりにけりないたづらに」

前クイーンは、やはり、ただものではなかった。という。 それにしても千早の前に立ちふさがるライバルたち、誰も彼も一癖も二癖もある個性派揃い。 部活ものとしては、同年代の高校生たちと競い合い、競技ものとしては、さまざまな年代の人々と戦う。 そう考…

あの夏で待ってる#9「せんぱい」

めでたいのかどうなのか、やっぱりめでたいと言いたい、両想い成立ニヤニヤ記念日。 宇宙人であることをカミングアウトするのは、先週のラストで分かっていましたが、まさか全員に告げるとは思いませんでした。 これにより、青春ものというか、なにやらジュ…

ちはやふる#21「わがころもでにゆきはふりつつ」

ゲストキャラの梨理華の声、どっかで聞いたことあるな、とかぼんやり思っていたら、大谷育江じゃないですかぁぁあ久しぶりに女の子声を聞いた気がする……。 千早の成長ぶりを描いて、いつもながらぐぐっと引き込んでくれました。勉強もまた集中力を養う役に立…

あの夏で待ってる#8「先輩がPINCH.」

なかなかお話が詰め詰め濃縮で走り始めて、面白うございました。 とか言いつつ、この作品、毎回見終わってから一定の満足度があるんだな。ストーリー展開の如何に関わらず。 演出の切れもさることながら、脚本の地力によるものが大きいんじゃないかなぁと思…

ちはやふる#20「くもゐにまがふおきつしらなみ」

いつにも増して重厚でドラマティックな演出に圧倒されまくり。 で、誰やねんとED見たら、絵コンテ・山内重保っておいおいこらこらびっくりですよ! あと詠み手の声がやけに特徴的だな、また本職引っ張って来たのかなと思ったら、山崎バニラっておいおいこら…