ヨルムンガンド#6「African Golden Butterflies phase.1」
phase.1ということはつまり、続きものエピソード。
大掛かりなお話の始まりらしく、新キャラクターやら再登場キャラクターやらとにかく多数で、Aパートは見ていて何やら混乱してしまったり。
錯綜する組織、人物。それらが絡まりあって、ひとつの大きなうねりを作っていく。
冒頭の海賊との戦闘は、いわば露払いのようなもので。スケアクロウですら、一服の清涼剤のようなもので。いやそれは違う。うむ。
ともあれ新エピソード。
現時点では、いわくありげな材料がまず呈された感であり、全体像が見えないので、まずは物語の進展を待つ、といったところでしょうか。
何が困るって、ココが現在何の為にどう動いているか、良く分からないのがデフォっていうのが。いや基本の商売は商売として、もっと奥深いところで。
ゲストキャラクター達との関係性も、知己であったり、初対面であったり、メリハリがついては居ますが、見ていてどうにも宙ぶらりんな気持ちに。
ひょっとしたら、疎外感のようなものかもしれない。
ゆえに、それを払拭すべく、冒頭の海賊騒ぎであったり、バルメとヨナの訓練であったり、といった仲間内の楽しそう(?)なシーンを入れてある、のかもしれないなぁと。
そして、楽しげなシーン、息の合ったところを見せたシーンのあとに、バルメの豹変。
いわくありげにほのめかされていたバルメの過去の因縁について、近いうちにきっと触れられるんだろうなぁと予想していたのに、何やら意表を突かれてしまった。ここで来るのか、と。あのきれいなお姉さんかよ!と。
陰にこもらず、戦いへと昇華してくれる予感がぷんぷんするので、なかなかに楽しみです。
キャラクターに寄り添って、見ていきたいものだなあ。
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Ambivalentidea TVアニメ「ヨルムンガンド」EDテーマ
EDテーマ。独特の雰囲気があって、素敵なEDでありますね。ちなみに第4話のED「白くやわらかな花」も収録。けっこうお買い得気分。最近、何だか、EDが二種類(あるいはそれ以上)あるのって結構流行っているような気がする。その時々の流行ってあるよなあ。