ちはやふる#20「くもゐにまがふおきつしらなみ」

 いつにも増して重厚でドラマティックな演出に圧倒されまくり。
 で、誰やねんとED見たら、絵コンテ・山内重保っておいおいこらこらびっくりですよ!
 あと詠み手の声がやけに特徴的だな、また本職引っ張って来たのかなと思ったら、山崎バニラっておいおいこらこら(以下略)

 EDテロップにそんなサプライズつきでしたが、まあ実のところそんなの些末、というか、あくまでも作品そのものの出来に感心したあとで、スタッフの名前を見て納得する、というタイプ。とにかく毎回安心のハイクオリティな作品であります。

 太一頑張るの巻でした。いや毎回頑張って、毎回報われていない気がするけど。本当に報われない属性だよなー。無器用だよなー。損な性分だよなー。
 何が損って、単体よりも、千早と一緒に居るよりも、男同士の友情なシーンがひゃくまんばい(言いすぎ)輝いているのがもう。机くん入部時の会話とか、先週の肉まんくんとの会話とか、でもって今回はもちろん新との。
 太一と新の関係性は、実にもう眩しくて。へんな意味じゃなくにやにやしてしまうというか、青春いいなあというか。
 普通なら千早を挟んでどろどろした雰囲気になりそうなのに、間にかるたがあることにより、スポ根のライバル的な爽やかさに還元されてしまう。加えて友情……それも、幼なじみという特別な友達であることにより、単なる友人ともまた違う、スペシャルな感じとゆーか……
 ……あれ?もしかして、考えてみたらこの作品、あだち充の系譜なのか!野球→かるたと考えると!

 寝言おわり。

 とにかく見どころばかりで、ほんと面白うございました。太一の決意がまた眩しく、てれてれな新もやけにかわいかったり、千早はもうちょっと頑張れよ本当に。ってなもんで。
 眩しい学校生活、眩しいかるた生活。見守る身もまた、楽しく、幸せであります。

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ちはやふる Vol4(Blu-ray Disc)
 BD4巻のジャケットはやっぱり太一。千早、新と同じく、季節感と爽やかさ、そして人物の意思を感じさせる一枚絵。
 こうなると5巻以降が気になるなー。そして、今回みたいなクオリティを見せられると、ちょっと欲しくなってくるよなー……うん。

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