ヨルムンガンド#12「滅びの丘 phase.2」(終)

 第一期、最終回。あんまり最終回の雰囲気は出していない、のが、分割2クールのトレンドなのかしらん。

 バルメの復讐について、完全に決着がついた(カレンは逃がしているけれど)ので、区切りは良いというか、見ていて納得の行くラスト・エピソード(Notファイナル)になっています。
 そこかしこに「気持ちよいシーン」があったのも、満足感の要因でしょうか。ウゴの過去、暗殺者達の顛末、ヨナのバックアップとバルメの本懐。
 ウゴの過去といえば、前回、薬で支払おうとしたヤクザを完膚なきまでに叩きのめした背景には、こんなエピソードがあったのだと思うと、うん。ココ、いいな。いいね。

 暗殺者三人組はレストラン開業ですかいいんですか大丈夫なんですか。でも円満(?)退場でほっとしてしまったり。レストラン開店して再登場して欲しいような、でも再登場はたやすく死亡フラグに入れ替わるので退場のままでいいような。

 薬を盛られてもがんばるヨナかわいいよヨナそして優秀だよ。
 部隊においても、物語上においても、パーフェクトなジョーカー役をこなすヨナは、まさしく主人公。カタルシスがあります。

 欲を言えば、もう少し派手な戦闘シーン(ことにバルメのナイフ戦闘)が見たかったようにも思いますが、ここは省略の美学なんだろうな。
とりあえず、ココにラブるバルメさんを久々に見ることが出来て、またヨナにあいかわらずラブるココさんを見ることが出来て、満足です。

 ここで区切りよく締めるのかな、と思ったら、なにやら不穏なCパート。えぇー。裏切り?スパイ?貴重なイケメン枠が……。
 第二期の放映、どきどきです。原作のラストまでやるということで、だいぶハードな展開になるのかしら。
 どきどきしつつ、楽しみです。

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ヨルムンガンド オリジナルサウンドトラック
 音楽がほんとに格好良かったですねこのアニメ。予告の曲(今回、本編でも印象的に使われていましたが)が特にお気に入り。サントラ単独発売は喜ばしい限り。
 アニメにおける音楽って、文字通り目には見えないけれど、とても大切なものだよなあ。小さい頃に見たアニメも、音楽だけ覚えていたりするもんなあ。

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