ヨルムンガンド#10「Dragon Shooter phase.2」

 いやはや、派手なドンパチ回で、カタルシスがありました。
 対人、対地。銃撃、砲撃。

 空での戦闘シーン……単に「空中戦」と言うと、さほど珍しくないもののように思えますが、地上からの対空砲火をかいくぐるシーンとか、実はあんまり見かけないような気が。私が知らないだけかもしれませんが。
 そして、地上への砲撃もまた、見ごたえ充分というかフレシェット弾って初めて知ったんですが、怖い。まじ怖い。六千本の矢が降り注ぐって何。

 でもって、キャラクター達の動き。後始末担当組の余裕を持ちつつキレた様子がまた怖くも興奮するというか、スケアクロウがどんどん情けなくもかわいげのあるキャラに見えてくるというか、ショコラーデは作品内でもメタ的な意味でもおいしい役回りだなあというか、とにかくメイン・サブキャラが全体に凄く生き生きと動き出していることを実感するエピソードでもありました。
 それぞれに見せ場が出てきて、もう「ココ軍団の誰か」「にぎやかしサブキャラの誰か」じゃなくて、ちゃんと個別に認識が出来るようになってきている。愛着も増します。

 一方、ココについて、またしても興味深い言及が為されたあたりも興味深い。ドラゴン、という存在。ひとが生み出し、ひとにより放逐される、悪の権化としての存在。
 たとえ善性のドラゴンが居たとして(存在し得るかどうかはともかく)、悪なるものから善なるものは生まれるのか。悪から善は為せるのか。
 つまり、武器による世界平和は、為せるのか……というところまで、繋がるのかもなあ。などと思ったりして。

 わりと永遠の命題ですね。

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 7月発売予定、HCLIのロゴの入った携帯ネックストラップ 。なかなか使い勝手が良さそうですが、どうせならIDカードケースとかでも良かったかも。ちょっと社員気分で。
それを職場で使うのかって?普通に使いますよこのくらいのデザインなら、ええ。ええ。

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