ヨルムンガンド#4「ムジカ・エクス・マキーナ phase.2」
暗殺者オーケストラ編、というかチナツ編、終了。
アバンの虐殺シーンがなかなかしんどかったですが、基本的には毎回カタルシスをくれるから、いいよね。
チナツとの決着のつけかたにしても。
ぱんつはいてない理由にしても。
思ったより絵面としては地味な感じでしたが、狙撃って怖いし格好良いし怖いし、気分的にはだいぶ盛り上がりました。
撃てないルツ、撃てるレーム。その描き方といい、理由といい、王道ながら(むしろ王道だから?)見ていて納得できる。なんというか、こういうジャンルの作品に対して微妙な言い方かもしれませんが、安心して楽しめる。
甘っちょろいルツもいいし、渋いレームもいい。うーん、いいなぁ。もっともっと他のキャラも、どんどん個性とか出番とかせめて台詞をですね、見せて聞かせてほしいです。
しかし毎度のことながら自分の身をさらけ出すのが基本のココは、ヨナならずとも見ていて怖い。
けれど、警察署を出た瞬間は、一歩も動けない状態に……つまりは恐怖を感じていたわけで、そうすると、自ら前に立つ時は、一見無謀なようでいて、身の安全に確信があるということなのかな。
バックアップの確保。仲間への信頼。で、確信、と。
とりあえず個人的にはテンション、甘さと厳しさ、キャラクターのかけあいその他、全体のバランスがだいぶ好みなので、見ていて楽しいです。
ミリタリーには詳しくないけれど、雰囲気は好きなので、そういう意味でも見やすい。心地良い。
分割2クールで原作ラストまでやるらしいので、この先、重くなってくるのかもしれませんが。とりあえず、軽やかな今のうちに、作品世界に馴染んでおくかな。
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