ドキドキ!プリキュア#38「ベールのたくらみ!アイちゃんジコチューになる!?」

 予告を見た時点では、またアイちゃんのわがまま話かよ、何回やるんだよ、どんだけグダったお話になるんだよ……とか戦々恐々としていましたが(おおげさ)、予想外になんだか楽しく見ることが出来て、嬉しゅうございました。
 これはひとえにジコチュートリオ、中でもベールのおかげだなぁ。
 プリキュアは敵キャラクターの魅力も大事である、と、再確認させられた回でもありました。まあ、ベールの場合、単に愉快なキャラであるのみならず、ここ最近の増長が鬱陶しかったので、それがへし折られたカタルシスってのも多分にありましたが。

 とか言いつつ、メインはやはりアイちゃん。
 マナのみなぎる愛っぷりを久々に堪能しつつ、これまでの振り返りを。
アイちゃんが生まれ出た時のこと、マナ達に会った日のこと。そこには、アイちゃんにとって特別な意味があり、特別な意味の始まりがあったこと。

 エピソードの発端はともかくとして、マナの、アイちゃんの、プリキュアの……作品全体の、いわゆるひとつの「愛」というテーマを強調する、良エピソードでもありました。
 ほんと、予告時点ではネタ要素ばっかりの話になると思ったのに、嬉しい誤算。ネタ部分もじゅうぶんに楽しみましたけれどね!

 でもって、もうひとつの予告詐欺。レジーナの登場はこれだけなのか。
 アイちゃんのイヤイヤ期と同じく、レジーナ関連はだいぶ倦んだ気持ちがあるので、今回のようにそれを払拭してくれるような面白さのあるストーリーが展開されたら嬉しいのですが。どうかなあ。どうだろう。

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ドキドキ!プリキュア 2014カレンダー
 定番にして定評のあるカレンダー。いいなあ……毎年、一定以上のクオリティのイラストで、カレンダーの発売が約束されているのって。ばっちりしっかりレビューでイラスト内容まで分かるのが素晴らしい。
 レビューにあった「どうせ2月頃に終わるだろうから、全部ポスターにして家じゅうに貼ったら子どもが大喜び」というのが可愛かったです。いいアイディア、いい実行力のお母さんだ。

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カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編#146「絶望へのカウントダウン」

 大方の予想通り、カムイちゃんリバース。
 予想というかもう見え見えの展開で、見ていて辛かったです。カムイが負けること、リバースすること、その相手がコーリンであること、アイチに伝えようとしていたこと……すべてがもう、しんどくて。見るのが嫌だなぁと思うほどに。

 そんな中で、コーリンがカムイにアイチを重ね合せてしまうところは、カムイがアイチと同じ道を歩く、心正しき優しきヴァンガードファイターである、と認められた証左のように感じられて、少しだけ嬉しかったりしました。まあ、なんつうか、アイチへの踏み台にされたって気もしますけれど。

 ……しかしリバース直前、アイチの前でよろめきふらふら状態なカムイちゃんには、うっかりときめいちゃったよ……うん。リバースするにしても、その場でお手軽じゃなくて、最後の最後まで抵抗していた。一応は特別扱いをしてくれた、ということで……うん。

 一方で、櫂を止めようとする三和、という、どう見ても敗北&リバースフラグです本当に以下略としか思えない対戦も始まりそうで。なんつうか、なんだかなー。通過儀式としてのリバース化、そのための敗北、はしょうがないんだけれど、敗北すると分かり切っている試合を続けて見せられるのは、本当にストレスがたまって、どうにもこうにも。

 今さらながら、つくづくと思うのだけれど、ヴァンガード甲子園大会の中に、このリバース関連を組み込むことだって、出来なくはなかったよねぇ。無理矢理感はあったかもしれないけれど、「甲子園」「学園編」という統一感が、それを補って余りあった……はず。
 そもそもなんで「甲子園」「学園編」にしたんだろうな……。本当に、今さら言っても詮無いことなんだけど。もったいなかった……な。(既に過去形)

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 リンクジョーカー編の初期にはけっこうグッズも出ていたなぁと。アイチの紹介に「宮地学園カードファイト部の部長」とか書かれると、なんだか泣けますね。泣けちゃいますね。

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ファイ・ブレイン 神のパズル3#4「おいしいものを食べればだいたいのことは解決する」

 おいしいものを食べるのは大事です。おいしいものをおいしいと思えるのは大事です。
 ひるがえってレイツェルは、おいしいものをおいしくないと思おうとしているわけで……んーんんー。なるほど。

 ジンを挟んでのレイツェルとカイトの対立。すっかりおなじみになった構図ですが、ノノハがノノハらしいノノハのペースで緩衝剤となっていたのが、たいへん嬉しゅうございました。
 揶揄されることも多いですが、ノノハさんは立派にヒロインですよ。と、実感する瞬間でもあります。ヒロイン、という言葉の定義次第ですが。
 私の個人的な基準ですが、昔から、ヒロインに欲しい性質として「主人公をはじめとする周りの人物に対する受容と寛容」を第一としております。
 で、ノノハについては、一期からずっとこれを完璧に満たしているので。紛うことなきヒロインである、と認識しているのですよ。
 別に攫われたり洗脳されたり名前を連呼し合ったりしなくても、ちゃんとヒロインだよ。ヒロイン。うん。

 それはそれとして、今回は一応、キューちゃんのお当番というか出番回だったのかな。数字に強い、という特性をちゃんと持ち出してくれて、最初は馬鹿にされつつも本領発揮で大活躍!かと思ったら、結局最終的にカイトさんの助けが入るという。しょうがないんだけど、少々残念でした。
 キュービックさんには、たまには「ひとりでできるもん」して欲しいなぁとも思うのね。
 一応いつもフォローは入るし、必要な存在であること、優秀であることは確かなのだけれど、基本的にみそっかす扱いであるよなぁと。
まあ、ひとりだけ年少なので(つい忘れがちですが)そのへんも加味して考えるべきでしょうか。

 メインキャラクターが多すぎるだけに、役割と出番と活躍度の割り振りは、むつかしいのだろうなあ。
 単なる背景や解説だけの存在にはしないぞ、というこだわりと誠実さは感じるので、その点については心配していないですが。
 目配り気配り。大変だ。そして三期からのレイツェルもエニグマも、毎回ゲストのマスターブレインも、ちゃんと魅力的だったり楽しいキャラだったりするので、なおさら大変だ。視聴者としてもときめきが多くて大変だ。うむ。

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ファイ・ブレイン~神のパズル オリジナルサウンドトラック Quebra Cabeca
 そういえばサントラの第二弾は出ないのかしらん。とても特徴的なファイブレのBGMは、作品世界の魅力の何割か(決して少なくない数字)を担っていると思います。
 爽快感、カタルシス。演出。意識せずとも、耳の奥に残るもの。BGMって大事だよね。

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ログ・ホライズン#4「脱出」

 素直に楽しい冒険活劇だよっ。
 ネトゲネタあるあるもあるあるよっ。

 にゃん太かわいいよかっこいいよにゃん太。ジョージ声は反則だよにゃん太。
 シロエとの息の合った戦闘の組み立てがまた、渋く、格好良いのだなぁ。というかこの作品のよいところって、レベルや装備やその他の特別なアベレージに頼る描写が少な目で(過去に得た良装備や特殊装備はしばしば出てきますが、それはそれでかつて代価がきちんと払われていた感があるので、チートくささがあまり無い)、頭脳戦、心理戦が第一に来ているところ。
 ちゃんと「駆け引き」な戦闘を楽しめるところ。
 ただ、説明が後出しなことが殆どなので、その点については若干不満が残りますが。ヒントはちゃんと散りばめてあるから、よしとすべきかなぁと。

 今回のネトゲあるあるといえば、セララちゃんの受難。実際、ネトゲ内でのストーキングとか、ありますからねぇ……。
 しかしこう、何度も神殿送りにして調教してやる的なのは、ちょいとドキドキしちゃいましたよ。死なせて生き返らせて、死なせて生き返らせてっていう、一種のハメプレイみたいなもんなんだろうな。そう考えると語感でさらにドキドキしちゃいましたよ。あっ(自粛)
 あと、にゃん太とシロエの連携にちょっぴり嫉妬というか疎外感を抱くアカツキとか。あるあるだなぁ。うむ。楽しい。

 なんだか今期いちばん普通に楽しんでいる気がしますが、見たあとはついついネトゲをやりたくなっちゃうのが困りもの。え、見なくてもいつもやってるだろうって?それはそうなんですが!

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ログ・ホライズン7 供贄の黄金 【ドラマCD付特装版】
 原作は12月に7巻が発売予定。どんくらいアニメ化するのかなぁ。原作自体が未完だと、まあ区切りのいいところで終わってくれればいいかな、とは思いますが。
 ドラマCD付きというのが、なんともいまどき。しかしNHKアニメとしては近年けっこう珍しい展開のような……いやあまり詳しくはないですけれども。
 そのへんもわりと注目ポイントですね。この作品。

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宇宙兄弟#79「オリガとヒビトとガガーリン」

 贅沢に丸ごと一話使って、オリガと日々人のお別れを描き。
 だいぶメロドラマ調になりそうなところを、ガガーリンというスパイス、成長記録というミステリー(でもないけれど)が引き締めて、日々人の心境・成長、そして宇宙との繋がりがちゃんとあると伝えているところが、この作品らしさなのであります。

 それにしてもオリガの堂々たるヒロインっぷりよ。
 ロシア編のみならず、この先の再登場も期待したいところであります。でもって、六太にはどんな印象を抱くのか、知りたいところ。
 イヴァンについても同じですが。イヴァンにはイヴァンの、宇宙飛行士としての信念、誇り、そういったものがあるわけで。
 ロシア編の登場人物。再登場はあるのか、あったとしていつになるのか。期待して待ちたいところです。というのは気が早いか。

 いずれにせよ来週からの六太再登場は楽しみです。何だかんだで六太が出てくれないと、やはり作品全体の雰囲気が違いますから。
 ……普通なら「主人公の登場で雰囲気が引き締まる」と言いたいところですけれど、六太の場合「主人公の登場で雰囲気が緩む」って気がするのは、どうなのか。いいのか。
 いいんです。それでこその六太であり、宇宙兄弟ですから。

 ところで、すごく今さらながら気が付いたんですが、原作者名がクレジットされていたのは、ミスターヒビットの原案をやっていたからなんですかな。多分きっと。
 ミスターヒビットこそ、未来はどっちだ。って感じですが。
人気爆発、単独番組としてオンエア!原作ストックが溜まるまでの繋ぎとして!……なーんてことになったら良かったのですけれど。

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宇宙兄弟 ORIGINAL SOUNDTRACK
 12月4日発売予定。って、ええっ。単品でサントラ出るんかい。BD-BOX特典だけだと思っていたら……うーむむ。こういう商売はどうなのかしら。うーん。いやBOX買っていないけれどサントラは出たらちょっと欲しい、と思っていた私みたいな層にはストライクですけれど。うーむむ。

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キルラキル#4「とても不幸な朝が来た」

 これ、流子とマコ以外の普通の生徒はどうやって辿り着いているのでしょう……?
無星の生徒は全滅しちゃうんじゃ?そしたらカースト制度を敷いている学校そのものが成り立たなくなるんじゃ?
という疑問は疑問のままで終わりましたぁ。

 遅刻が許されないトラップ満載レース、というお約束エピソードは面白うございました。
 しかし流子が時にアウトなアウトローな行動を取ったり、見え見えの裏切者が潜んでいたり、相変わらずまいっちんぐな昭和テイストのえっちネタ満載だったりで、見ていて楽しいよりも楽しくない気持ちのほうが勝る瞬間が増えてしまっていたのが、けっこう辛かった。

 ここまで見てきて、楽しさよりも楽しくなさの分量が増す一方なので、申し訳ありませんがここで視聴は中止にしようと思います。

 やっぱり、合わないんだな……うん。

ガリレイドンナ#3「キンギョ・ライフ」

 ありゃ。三話にして倉田英之脚本じゃなくなっちゃうのか。ありゃま。
 この癖のある三姉妹を描くのはなかなか難儀なことと思うのですが。

 冒険の旅に出るにあたって、三人三様の心の動き。というか、神月の揺れる心を描きます回。
 神月というキャラクターの手触りがどうも馴染めなくて、というか三話まで来ても三姉妹全員がいまひとつ愛せなくて、全11話がこれでいいのかなぁ。などと思いつつ見ておりました。
 神月については、あの外見のキャラクターが、家族不信で、ネガティブで、乱暴な言葉づかいで、格闘担当で、でも保健室で仮病使って寝るところから始まっていて、ちょっぴりラブしちゃっている乙女でもあって……という……別に類型キャラにしろというわけではないですが、これだけ相容れない要素を盛り込んでいたら、描写するのがむつかしいキャラになるのは目に見えていたんじゃないかなって。

 しかしまあとりあえずシシーニョの出番がありましたからね。それだけで満足ですね。シシーニョかっこいいですねいいですね。
 空賊がアドニムーンにより罪を着せられる存在であった、と明かされたこと。その直後にロベルトとの手合せがあるとか、いささか調子の良すぎる畳み掛けですが、ここらへんはいい感じに作用していると思います。
 なんだか、シシーニョが主役の空賊もの、が、見たくなってきたりして。

 ともあれ、お話のほうはガリレオテゾロの謎についてのとっかかりが見えてきて、各勢力の構図も見えてきて、必要な段階はきちんとこなした第三話。といった趣でありました。
 話の展開そのものは分かりやすいものなので、ふんふんと見ていくことが出来ます。
 あとはやっぱり、主人公三人の魅力がもうちょっと欲しい……かなぁ。

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ガリレイドンナ 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
 ジャケットイラスト可愛いのう。可愛いのう。
 三女も苦手キャラのひとりですが、絵的にはとても可愛いと思います、はい。何が苦手なのかなー。って、声とか、オールマイティすぎるところだよなー。分かっちゃいるけど。

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