TVアニメ感想(土曜日)

ログ・ホライズン#5「アキバへの帰還」

今回は初めてシリーズ構成以外の方の脚本だったのですね。 若干の空気の違いはありつつも、しっかり世界には嵌まっていたので、むしろ彩りを深めるものとして、歓迎したいと思います。はい。っていうか『相棒』の脚本でデビューしたとか、他に執筆したアニメ…

宇宙兄弟#80「秘密」

久しぶりの六太さん、安定の六太クオリティで、なにやらほっとします。 調子に乗る。けれどオチる。 鋭い。けれど鈍い。 独り言。 日々人視点から戻ってみると、なにやらしみじみと沁みます。妄想やら内省やら、悲喜こもごもの等身大(と感じさせる)の人物…

ログ・ホライズン#4「脱出」

素直に楽しい冒険活劇だよっ。 ネトゲネタあるあるもあるあるよっ。 にゃん太かわいいよかっこいいよにゃん太。ジョージ声は反則だよにゃん太。 シロエとの息の合った戦闘の組み立てがまた、渋く、格好良いのだなぁ。というかこの作品のよいところって、レベ…

宇宙兄弟#79「オリガとヒビトとガガーリン」

贅沢に丸ごと一話使って、オリガと日々人のお別れを描き。 だいぶメロドラマ調になりそうなところを、ガガーリンというスパイス、成長記録というミステリー(でもないけれど)が引き締めて、日々人の心境・成長、そして宇宙との繋がりがちゃんとあると伝えて…

宇宙兄弟#78「時間切れ」

日々人の進退について、いよいよ差し迫ってきた今回。 時間切れ……なんとも厳しい、辛い言葉であります。 ロシアで過ごすうちに得られるものが大きそうなだけに、尚更。イヴァンの、とにかく成功体験を積み重ねていくという方法論は納得の行くものであり、楽…

ログ・ホライズン#3「パルムの深き場所」

旅の日々、回想、荒れる街、作られていく輪。 王道ファンタジーとして、実に堅調に、良くも悪くも安心して見ていられる作品だなぁと、三話目にして三回目の感想をしみじみ。 メインとなるのは、ファンタジーの浪漫の粋たる地下迷宮越え(指輪物語のモリアの…

宇宙兄弟#77「宇宙飛行士の娘」

オリガかわいいよオリガ週間、継続中。 小さい頃のふぎゃふぎゃ泣くオリガがまた可愛いのであります。けなげなのであります。いじらしいのであります。 そして花開いた、今現在のオリガが、美しいのであります。 惑う日々人の光明として。 日々人ロシア編、…

ログ・ホライズン#2「ロカの遭遇戦」

いろいろと期待通りの第二話で、楽しく視聴しましたです、はい。 いろいろと説明したりすっとばしたりで、脳内補完も楽しく視聴しましたです、はい。 でもって、主人公がいいメガネすぎてやばいです、はい。ツボどころか全身突かれまくりな感覚の今日この頃…

宇宙兄弟#76「オリガ」

オリガかわいいよオリガ。 伊瀬茉莉也の自然な喋りが素敵でした。普段よく耳にする、いかにも可愛いアニメ声からは、若干離れたところにある自然な声。バヤイ可愛い。バヤイ。 日々人ロシア編。 六太の出番が無いのはしょうがないとして、アバンでしつこく三…

ログ・ホライズン#1「大災害」(新)

原作未読。内容については、オンラインゲーム閉じ込められジャンルですよ、というくらいは知っておりました。 これはもうジャンルとして認定しちゃっていいよね。起源説というか「自分が知ってるものが起源なんだ!」と思い込む若い人にお付き合いするのには…

宇宙兄弟#75「わたしの両手」

バトラー室長への宇宙飛行士アピールと同時に、せりかへのラブラブアピールもしてしまう六太さんちゃっかり。 しかし、前者は成功したものの、後者は天然鈍感せりかさんには気づかれず。どころか、余計な誤解を生んでしまうっていう。がんばれ六太さん。空に…

戦姫絶唱シンフォギアG#13「遥か彼方、星が音楽となった…かの日」(終)

虹色のフリューゲル。虹は七色。六人の歌声。じゃあ、七人目は。 ええっ。奏(高山みなみ)参加バージョンがBD/DVD最終巻の特典なんですかっええっそんなぁー。 とかなんとか。実は「逆光のフリューゲル」はDL購入してわりと聴き込みましたので、最終回、最…

宇宙兄弟#74「魔法の裏技」

誰もが、誰かを想起する。 自分を。あるいは、かつて通り過ぎてしまった大事な人を。 投影し、想いをかける。そんな人物が、南波六太なのだなあ。南波六太という人間の、意外な(?)人間としての幅広さなのだなあ。 そんなことを改めてしみじみ感じさせてく…

戦姫絶唱シンフォギアG#12「撃槍」

マリアさんまじマリアさん。 世界中に生中継でのギア装着は大胆でしたが、結局力及ばないのよ、とよよよと泣き崩れるとか、もうあなた疲れているのよ。じゃなくて、あなた何がしたいのよ。 第一話からえんえんと転がり落ち続ける、こんなヒロイン(のひとり…

神さまのいない日曜日#12「三年四組 III」(終)

三年四組編、完結。 最終回、と言うよりは、「三年四組編」が完結、と言うほうがしっくりくる。まあ、原作が継続中の作品ゆえ、ある程度覚悟はしておりました。 それにしてもCパートの唐突感は半端なかったですが! これで終わって、BD/DVDに収録される第13…

宇宙兄弟#73「道なき月に道を」

経験、人脈、そして1パーセントの閃き。 六太の六太らしい実力、そして魅力がフルに発揮されて、見ていてとても小気味良い、カタルシスのある展開でした。存分に楽しみました。 中でも特に感じ入るものがあったのは、後輩達の目を通して見せられた、六太とい…

戦姫絶唱シンフォギアG#11「ディスティニーアーク」

えっえっ調がフィーネなんですか?フィーネというより了子さんの面影が濃いですが。 ふたりの歌が融合したことから察するに、もしやふたりでフィーネ? ……ふたりはフィネキュア? 響と未来については、綺麗に終わりよければすべてよし、と収まり、拍子抜けし…

神さまのいない日曜日#11「三年四組 II」

三年四組の真実と、ディーの抱いた想い。 正直、ここまで、ディーという人物はあまり好きではありませんでした。というより、関心がなかった。いわゆる、憎んだり嫌ったりするよりも酷い、無関心というやつですね。 それが、一気に惹きつけられました。 彼女…

宇宙兄弟#72「日々人の障害」

日々人のパニック障害について、だいぶん酷い状態であることが、冒頭から再度強調され、暗澹たる気持ちに……なるところでしたが、シャロンとの対話でしっかりと緩和されました。 互いに辛い状況にあることで、逆に互いを希望にして目標に出来る。その、逆転の…

戦姫絶唱シンフォギアG#10「喪失までのカウントダウン」

戦闘のやりとり、ギミックの使い方がいちいち面白かったり工夫が凝らされていたりで、見ていて飽きない。ただの殴り合いや必殺技の応酬じゃない。ということは、大きく評価したいなぁと思うこの作品であります。なので、とりあえず書いておきます。今回も戦…

神さまのいない日曜日#10「三年四組 I」

新エピソードに本格突入。アニメの最終エピソードにもなるのかな。 アバンで振りまかれる殺戮と謎。そして、アリスの背負ったもの、ディーの背負ったもの。 生者と死者と墓守。それらの枠からはぐれてしまった、三年四組の人々。 初っ端から、なかなかに刺激…

宇宙兄弟#71「リハーサル」

リハーサル。 もう遠くない未来に実現できるはずの、月面に立つ兄弟。 しかしそれは、六太が思うよりも、いくぶんか遠のいており。 ここまで天然無双キャラであった日々人に訪れた後遺症。パニック障害という試練。 とにかく登場するたびに最強キャラ(作品…

戦姫絶唱シンフォギアG#9「英雄故事」

シンフォギアはですね。ただでさえMXでは放映順が遅いし、ましてや録画を積みまくっているわたくし、だいぶ遅れての視聴がデフォになっているのですが。 放映中、普段あまりアニメに言及しない人々までこぞって喜びまくっていたので、なにごとかと思ったらそ…

神さまのいない日曜日#9「墓守が生まれる場所」

も、もしかして、原作の一冊分を一話で終わらせた……!? 力技にも限度ってもんがあるぜ! 未読ですので比較は出来ませんが、換骨奪胎レベルに大きく組み替えていそうな気配がしますよこれは。 それでも作品の雰囲気、全体の空気、キャラクターの個性といった…

戦姫絶唱シンフォギアG#8「繋ぐ手と手…戸惑うわたしのため…」

ウェル博士とけるとけるとけない。 もうお前が溶けてしまえ! ウェル博士を牽制するつもりがより壊れさせてしまい、暴走へと繋がってしまった、という感じで。いや元から暴走はしていましたけれども。 これに限らず、ナスターシャの行動は、裏目に出てしまう…

神さまのいない日曜日#8「ゴーラ学園 II」

ゴーラ学園、脱出。で、ゴーラ学園編、完? なんとびっくりスピード解決。あっけない脱出でありました。 というか、BDの構成を見ていたら、3巻までは三話ずつ収録なので、てっきり三話かけて脱出するものと思い込んでいた……メタな思い込みはいかんですね。っ…

宇宙兄弟#70「諦めのような覚悟」

最終決定権は当人にあります。と言っても、実際には「蹴ったら気まずい、出世(違)から遠ざかる」ってのは、まあ、その……うん。 しかし、六太が最適な道を選んだことは確か。 あくまでも目指すは月。シャロンとの約束に間に合うように。 ISSにはせりかのほ…

戦姫絶唱シンフォギアG#7「君でいられなくなるキミに」

主にフィーネ側の描写が多めでしたが、どっちもこっちも熱くて優しくて可愛くてけなげな女の子たちが頑張っていて、見ていてしんどくも楽しいよ。うん。 ここまで無情に引っ張ってきたマムことナスターシャが今さら迷いを見せてしまうのもしょうがない。とい…

神さまのいない日曜日#7「ゴーラ学園 I」

学園編開始。ええっ学園編?なんじゃそりゃ? と思いましたが、実質は隔離され、収容される施設ということで、なるほど納得。そんな世界はいやだ。でも、そんな世界なんだ。 新キャラクターが大量に登場して、しかもかわいい少年少女で、画面はとても華やか…

宇宙兄弟#69「日々人に並ぶ」

ヤン爺の引退セレモニーから始まり、時系列を若干入れ替えて、遡り振り返る。 こまごまと時間と場所が行き来していましたが、全体の流れを阻害することはなく、きちんと感動を高める効果となっていたのが、実にテクニカルだなぁと。 デニール・ヤングの引退…