聖闘士星矢Ω#23「敵陣突入!若き聖闘士、再集結!」
邪武が……馬に「乗ってる」だと……?
旧作ファンの驚愕はさておき。
久しぶりに仲間が集結してのアリア奪還作戦、話が盛り上がっている感があって、良うございました。
しかし栄斗は相変わらず便利に使われて、というか「ああ、忍者だからな」ですべてが済まされてしまうデウス・エクス・マキナっぷりが、愉快痛快。龍峰とのコンビというか微妙なデレ(なのか?)も、いいかんじです。
で、わくわくどきどき、邪武の登場ですが。
邪武と蒼摩には、これまでに師弟つながりがあったというわけじゃなかったのね。考えてみたら、瞬と氷河もまあ、わりと行き当たりばったり的な出逢いだったっけ。ご都合というより、導くべく定められた運命、なのでしょう旧作キャラは。いや市先輩は……まあ、その、なんだ。うん。
どっちもどっち、直情型で、あんまり後先考えていないタイプのふたりで、気が合うのは納得。師弟というより、友情を築いたようなイメージで、やたら爽やかでした。
しかし邪武の男前なことったら。無精髭だし声は草尾毅だし。聖闘士としてのスタンスも、実にもう、「大人の男」していて、思わず感動しちゃったよ。
その邪武に修行をつけてもらった蒼摩もまた、男前度を増して、ソニアと真っ向対決。いいですね、実に。
結果、痛み分けとなりましたが、ソニアの真意を知るための重要な手がかりと思われる父親のクロストーンを入手して、ひとつ前へと進んだという印象。
っていうかこれひょっとしてソニアとのフラグが立つんじゃ……などと、妄想するも楽し。
アリア奪還というか、たぶんこれは流れ的に、エデンとソニアを取り込めるかどうかって話でもあるんだろうな。いろいろ正念場。次回も期待です。
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聖闘士星矢Ω カレンダー2013年
カレンダーって9月には発売されちゃうんだなあ。早まるなよ!今年はまだ1/4以上あるのに!
カバーイラストはなかなかいい感じ。というか、蒼摩が詐欺のような格好良さ&ドヤ顔半端ない。中はどうなのかなぁ。版権絵そのものがあまり多くない気がする作品なので、案外描きおろしがいっぱいあったりしないのかな?