カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編#145「トモダチ」
カムイさんがひたすらかっこいいというかもうカムイさんが主役でいいんじゃねシリーズ。とか思っていたらラストに暗雲漂って、うわああぁああぁで終わるという罠。
レッカの友情、仲間、カードファイト同好会についての想いは、想定内というよりは「こうあって欲しいな、こうなって欲しいな」と思えるものだったので、カタルシスというかうんうん良かったねいい話だね、という感じでありました。
アイドルゆえに遠巻きにされた、壁をつくられた、ということが根底にあり。最初から偏見なく接してくれたエミ&マイには、特別な意識をちゃんと持っていて、それはリバースしても保たれていた、と。
レッカは、登場当時からわりと分かりやすいキャラクターだったし、妙なトラウマや過去話などを出すことなく、あくまでもリンクジョーカー編が始まってからの経緯に絞っての「友達なんて」「仲間なんて」ということで、入りやすく、納得しやすく、必要な分だけの説得力もありました。
しかしコーリンもですが、リバース中の解釈やら行動指針やらがだいぶ適当になってきたなぁ。ウルトラレア補正?スイコは普通に完全に乗っ取られていましたけれども。まあ、長く続いているうちには、いろいろあるさ……。
とりあえず、やっぱりエミ様は最強であった。カムイちゃんをdisる手腕も最強であった。なおかつ操る手腕も最強であった。
……いろいろと不遇ながらも、カムイがびしっと決めてくれたので、まあ良しとしまする。はい。
それだけにラストの不穏さが気になりますけれども。心に痛いですけれども。
◆amazon link
カードファイト!! ヴァンガード VG-EB08 エクストラブースター 第8弾 銀河の闘士 BOX
しかしヴァンガードは商品展開で先のストーリーが読めたり、読めなかったり。そのへんの駆け引きめいたものも含めて、楽しむべきかなぁと。「販促のせいでキャラ崩壊!」とか怒る人もいるし、その気持ちは良く分かるけれど、そこらへんひっくるめて楽しめるようじゃないと、ホビーアニメとお付き合いするのはむつかしいですよ。ね。……と、達観するまで干支一回りくらいかかりましたけどね!