ドキドキ!プリキュア#36「ラケルはりきる!初恋パワー全開!」
ラケルくんの失恋話。以上。
いや待て待て、三行ストーリーにしてみよう。
ラケルが恋に落ちた。
ちょっといい雰囲気のところにジコチュー襲来。
がんばって勝利したが意中の子は彼氏持ちだったのでさくっと失恋。
……あっ。なんだかよりかわいそうなことになった!
ラケルかわいいよラケル。こういうエピソードにおいて八嶋さんよりラケルのほうが可愛いのは良いのでしょうか何か問題はないのでしょうかラケルかわいいからいいか。
個人的には、出来れば「八嶋さんの可愛さ」を通して「ラケルの可愛さ」が見える、ようなお話が見たかったなぁ。ラケルのヒーロー願望あたりを膨らませてくれたら、なかなか泣かせるお話になったのではないかしらん。体育会系っぽい八嶋さんの彼氏も、そこに噛ませて……などなど。
まあ、元からサブキャラクター・ゲストキャラクターを深めない方向性の作品だから(ジコチュー製造機に至ってはもう見ないふりレベル)、あえて抑制して、バランスを取ったのかも。
そもそも、直接ストーリーに絡むメインキャラの数が多いですし。
プリキュア五人、レジーナ、岡田、アイちゃん、アン王女。ジコチュートリオ。このへんの名前を挙げるだけで、フォローの手が回っていない感がひしひしと。
スタート当初はもっと各々の家庭環境や家族についても描いていくものかと思っていましたが、あまりそういった気配もなく。
とは言うものの、存在感はちゃんと出ているし、絡むべきエピソードにはしっかりと顔を出しているので、それについて不満に思うではないです、はい。
なんだか脱線しまくっていますが、ぶっちゃけあまり語るところのないエピソードで。本筋は進んでいないし。オチはあれだし。失恋の悲壮感を和らげるためなのでしょうけれど。
ラケルのお当番回として、単発で楽しむためのエピソードとして、ここにぽんと埋め込みました、といった感じでした。妖精回はそれが正解か。
そういえば、ランスのお当番回は来るのかな。意外と名作になったりして。
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しかしラケルは実にかわいかった。ショタかわいかった。これ、既にショップ在庫販売で、だいぶ安値になっているんですね……店頭で割引率それなりのものを見つけたらうっかり買ってしまうかも。