ガンダムビルドファイターズ#2「紅の彗星」

 第二話は学校編。セイの暮らし、日常、ポジション。そういったものをさりげなく紹介しつつ、サブキャラクターを登場させ、第一話での登場キャラクターの補強も忘れず。でもって基本であるガンプラバトルはきっちりこなす。
 たいへんそつなくまとまって、見やすく、第一話に引き続きお手本のような出来の良さでありました。

 キャラクターとエピソードの繋がりに若干の癖が出てきていますが(レイジが単なる純粋な天然恩返し少年ではなくて、わりとずぼらでぐうたらで身勝手だったり、ファイトへと誘導するための駒でしかないゴンダの扱いが少々不遇すぎたり)味わいとして楽しんでいられますね、今のところ。
 まあ、ゴンダについては、都合の良すぎるキャラクター&扱いで、若干不満に感じましたが。この先に何かしら格好良いところを見せるエピソードがあったりしたら嬉しいなぁ……うん。

 でもって、ユウキ・タツヤは性格のいいイケメン先輩で、なかなかよいかんじです。こういうポジションのキャラクターがいると、話全体の幅を広げるのにも良さげ。公式外伝では主役を張っているそうなので、メタな意味で安心して見ていられるのも個人的に好材料

 それにしても、レイジはガチでふぁんたじーなそんざいだったのだな。現実世界にほぼ即しつつファンタジーな超技術の存在するホビーアニメ、の中にさらにファンタジーな要素を入れ子にするのはなかなか難しそうですけれど、この作品においては、プラフスキー粒子がどうたらとか、ガンプラバトルの成立そのものに直接関わってくる要素になる可能性が高いのかな。
 ホビーアニメの基本やお約束をすべて踏襲しつつ、大きいお友達にも配慮しつつ、けっこう濃密にキャラクターとストーリーを展開していく……つもりっぽい。
 意欲作です。でもまあ、あまり肩肘張らず、気楽に楽しく、この先も見ていくつもりです。

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 関連商品すべてガンプラつきの限定版が発売される世界線、か……しかしレビューのお父さんと息子でCDとガンプラを分けよう計画がほのぼの可愛くて参っちゃいましたよ、ええ。いいなぁ。
 オープニングそのものが良曲ですし、なんだか、ビルドファイターズ関連の話題を眺めていると、みんな楽しそうでいいなぁ。と思います。

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