ブラッドラッド#10「ダークヒーロー・ライジング」（終）
最終回。おれたちのたたかいはこれからだ！
いろんな伏線が投げっぱなしジャーマンすぎて途方に暮れちゃいますが、スタズと冬実の関係についてはきちんと整理され、道筋はつけられたので、これでよしとすべき……なのか。
実際、見終わって何やら爽快感はありましたし。
最後の最後になって復活＆多用されていた文字演出も、そうか、このテイストがこの作品だったな、と思い出させてくれましたし。
……その、ある程度の爽快感を、Cパートが台無しにしちゃった感はありますけれども！
Cパートに引きを作っても続編を作ってくれないんだもんなー。最近のアニメ化。終わるならきっちり終わってくれれば未練を残さずに済むのになー。
と、悔しく思うくらいには、楽しんで視聴していたということなのです。
少年マンガらしい健全な熱血、健全なお色気、健全な友情。一癖も二癖もある、多彩なキャラクター達の魅力。
ぱっと見たところでは、わりとありがち＆適当な要素を貼りあわせた作品かと思ったのですが、登場人物達の性格や考え方全般に流れる「真っ当」さ、誠実さ（こういうお話で安易にモラルや精神が崩壊しているキャラが見当たらないのは、たいへん気持ち良い）。勢いと辻褄合わせが程良いバランス、バトルとラブコメの案配もちょうどいいストーリー。
と、すべてにおいて、安定して見やすく、楽しめる作品であったと思います。
何よりも冬実がかわいくて、スタズもかわいくて、このふたりの出逢いとほのかな想い、そしてこれからの冒険の日々。への、扉が開くに至るまでのお話であったのだな、と思えば。
ともあれ、短い間でしたが、楽しませていただきました。スタッフの皆様、ありがとうございました。
……願わくば、二期を……ううう。
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ブラッドラッド 豆次郎付箋
わぁ。なんだこれ可愛いな。
意外とブラッドラッドのグッズって検索してみるといろいろあるのですよね。原作が続いているということも手伝っているとは思いますが、なにかしら、期待したくもなります。
