ハイスクールD×D NEW#10「色々、三すくみです!」
朱乃の背景が明かされて。
これは、あれかな。今までの「からかい半分」から、「本気半分」へと揺れていった、ということでいいのかしら。
個人的な考えですが、主人公たる資質のひとつとして、「他者の受容と寛容」というものがある、と思っています。共感ではなくて、寛容、なところがポイントで。
共感してはいけない。同情でも勿論ない。ただ、あるがままに受け入れる。それだけで、他者の心を救ってしまう。
これはまあ恋愛シミュレーションでも散見されるパターンですが、主人公のキャラを立てた上で嫌味なく描くのは(主人公の「顔」が見えるラノベ・アニメ・マンガ等では)けっこう難易度の高いところ。
そのへんさらりとこなしてしまうのが、実にうまいんだなぁ。この作品、イッセーという主人公。しかもみなぎるエロス、欲望をそのままに!
……しかし、受容されたキャラって、基本的に本命にはなりにくいものなんだよなぁ。そこで自分から引いて「三番目でいい」とか言っちゃう朱乃さんパネェっす。着実にしておいしいポジションをゲットだぜ。
一方のストーリーは、三勢力の会談へと。全員一致で和平を望んでいる、ということで、スムーズに収拾……されるわけもありませんよねー。
ギャスパーという新要素が、ここで使われ、本筋に繋がるのか。それはそれで萌え燃えシチュエーション。ギャスパー特訓シーンいいなぁ一誠の本音が見えて顔で手を覆っちゃう木場いいなぁ。そこかよ。そこです。
赤龍・白龍の因縁やら、喰えない印象のアザゼルやら、ミカエルという新たな超絶イケメン投下やら(えっ)、キャラクターもストーリーも、ほんと面白い。毎回楽しい。
三期やってくれないかな、とか、今から思ってしまうほど。
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フィギュアにするとすごく映えそうなキャラだよなぁと思っていましたが、こりゃまた素敵な。
女性キャラのフィギュアの方が絶対楽しい(オパーイとかロングヘアとかボリュームも全然違う)のは、若干悔しいです。ごくごく稀に出る男性キャラのフィギュアの地味さは何とかならないものだろうか……。