宇宙戦艦ヤマト2199#22「向かうべき星」
映画館で観た時は、作画の乱れがかなり気になったのに、テレビの画面だとさほど気になるものでもないなぁ。という第一印象の今回。
女子会も悪くない。テレビのちっちゃい画面におさまると。
クライマックス前の小休止的なエピソードが主でありました。それと、ラストに向けてのさらなる布石。
劇場での章を締める話としては物足りなく感じたのですが、2クールのシリーズとして考えると、ここでいろいろと整理するのは、必要かつ適正であったのかも。
イスカンダルが崇拝と尊敬の対象である、という2199アレンジが良いなぁと。なかなか納得のいく、ナイスな補完のひとつです。
イスカンダルの特異性、スターシャの神秘性。それらへの回答として。
ユリーシャ、玲、メルダのドタバタした会話のやりとりという、楽しい副産物を産み。
雪の目を通してのガミラスの紹介、が、今回の目玉のひとつでありました。
デスラーやミーゼラや、ちゃっかり(?)再登場のヒルデや。
ことにデスラーの演説。山寺宏一パワァにあてられます凄い説得力です総統どこまでも着いていきます!とか言いたくなります。
そして雪がユリーシャではないことは割とバレバレなわけですが、ここまでに気づいた三人が、立場なり、性格なりに、三者三様の反応を示しているのが面白くて。
それらが、この先にも、繋がっていく。
いずれにせよみんな人間くさいよな。そういう世界。ヤマトって。
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宇宙戦艦ヤマト2199 モデリングガイド 発進編
プラモデル勢ってのもけっこう強いんだよね、と、今さら。それにしても一冊単体でこんなのが出てしまうとは。
フィギュアもプラモもだいぶ充実。嬉しきことです。