宇宙戦艦ヤマト2199#21「第十七収容所惑星」

 高貴なる雪さん。
 虜囚の身となって、賢く、毅然と立ち振る舞うさまを見るのは、たいへん心地よいものであります。かっこいいです。美しいです。頭のいいヒロインっていいよね。
 そりゃ敵も見惚れて惚れてしまうってもんで。

 ガミラス側もいろいろあるんだよ、の、叛乱編。
 あっちもこっちも不協和音、問題を抱えているのは、戦争というのがそれだけ歪なものであると示唆する意味もあるのかな。
 どさくさに紛れて置いていかれた薮くんとか、どさくさに紛れてなんか死んでしまった伊東さんとか、かなしいポジションの人もいたりしますが、適材適所(違)ということで。
 伊東は、イスカンダルへは行けなかった……な……。と、これを見た時、コメンタリを思い出して複雑な気持ちになりました。

 一方でディッツ親子の扱い、メルダの扱い等、なるほどここに嵌めてくるのか、といったピースも多数。
 全体にばたばたした回ではありましたが、この先へと繋げていくために必要な要素が多数仕込まれ、あるいは今までに提示されたものが繋がり、また雪のヒロイン化、古代のヒーロー化への仕込みが整って、必要なエピソードであったな、と。

 どうでもいいけどノラン君はだいぶ贔屓です。贔屓。
 こういうどう見ても不遇なキャラっていいよね。という判官贔屓

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ヤマトガールズコレクション 宇宙戦艦ヤマト2199 森雪 (艦内服Ver.)
 そういえば雪のフィギュアは各種バリエが限定で発売予定ですが、旧作のフィギュアとか出したら面白いのにな。一応過去にいくつかはあったようですけれど、あえてTVシリーズの、下半身が安産型にも限度ってもんがあるでしょう。な作画の回準拠で……誰得。誰かが得。勇気を持って!(意味不明)

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