クロスファイト ビーダマンeS#98「頼らぬ勝負 ナオヤVSビャクガ」
ナオヤさんの「他人をコントロールする」は汎用性高いな!負け惜しみとしてもだいかつやく!いや違うけどさ!
……敗退、かなしかったです。
しょうがないな。しょうがないね。先週ゲンタが負けた時点で、なんとなく、ビャクガが勝ち残るんじゃないかなぁという予感はありました。
完結に向けて、販促ではなくあくまでもキャラクター・ストーリーの決着へ向けて、すべてを清算する。という姿勢が見えているので。
今回、デスシエルに残っていたわだかまり……元々、邪な目的により作られたことを、きちんと解決してくれたのも、なにげない小さなシーンなのだけれど、やけに感動してしまった。
拾いきれるものはすべて拾う。フォローできるものはすべてフォローする。その心意気が見える、ような気がするのです。
そういう意味で、ナオヤはリョーマとの対戦も一応済ませているし、ドラマ的には終わっちゃっているものね……。
冒頭に書いた通り「他人をコントロールする」についても何度か触れられているし。手段がアレな感じでも、底にはもう善性しか流れていない。裏切りを裏切って、表側にひっくり返ったまま、正道、王道を進んでいくナオヤさんまじかっこいい。素敵。
ファイトそのものも、熱い戦いでありました。面白い戦いでありました。奇抜なことは特にせず(いやまあ物理法則は乱れるってレベルじゃないですけれども!)、今までの競技の延長戦上での試合。
決着についても、ドラグレンが不調だったということで、実質の優劣はつけずに終わってくれたし。
いつまでも、みんな、均衡した力。時と場合、勝負運により、勝ったり負けたり。そのバランスが、ホビーとしては最高なんじゃないかなー。
ともあれ、ナオヤさんの美しきバンクを堪能し(サブキャラの中ではクオリティ激高ですどう見ても贔屓です本当にありがとうございました)、話もキャラもバトルも堪能しました。ああ、楽しかった。
今いちばん、見終わって「たのしかった」と思えるアニメです。
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結局、ジグソーもこれくらいで。商品展開はだいぶ淋しかったなぁ。そもそもBD/DVDが出ていないわけだし。
ヴァンガードくらいの価格設定で出してくれたら、映像ソフト、普通に欲しくなりそうなんだけどなー。