聖闘士星矢Ω#69「炎の嵐を起こせ！ユナと蒼摩の友情！」
この土壇場になって、蒼摩とユナのエピソードが来るとか、予想外であります。今まであまり絡みのなかったふたりに、友情フラグを立てるおはなし。
それにしても、気がついたらはぐれてる、気がついたら集合している聖闘士たち。どこへ進軍しているのか、どんな軍勢と戦っているのか、もう掴めていません……。
今回はやけに作画が美しくて、もしや最後の見せ場なのかこのふたりの……などと思ったり。いやいや。いやいや。……違うよね？
っていうかBDが出ないだけで普通にまだまだ続くとか聞いたわけですが、まじで？まじですか？
ともあれ、久しぶりに回想で登場のパライストラ、「学生」している幼いふたりの姿が、微笑ましくも可愛らしゅうございました。
ユナの星占い能力は、忘れた頃にぽっと出してくるよなぁ。わりと便利に使われております。ちょっとしたスパイスを添えつつ、説得力を増す小道具として、もってこいなのでしょう。
これまでにも幾度か繰り返されてきた、きょうだい（血の繋がり）と仲間（血よりも濃い繋がり）という対立項。これだけ頻繁なのは、もう、テーマのひとつと思っていいのかもしれない。意識してのものにせよ、違うにせよ。
旧原作では全員に血の繋がりがあったわけですが、それに対する「新生」の象徴として見る、という視点もありかもしれません。
血の繋がりは大事なものだけれど、血の繋がりだけにすべてをゆだねず、個々の生を尊ぶ。そのうえで、友情という不確定なものを、自ら生み育てていく。
そんな話なのかな。
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Ωはとりあえず置いとくとして、アニメ放映中ということで現在の連載・展開へのカンフル剤になっているとしたら、それはそれで良いことだと思うのです。
っていうか気になるなぁND。しかし手を出したらじりじりじりじり待つ羽目に陥りそうで、勇気が。
