神のみぞ知るセカイ 女神篇#7「Bad Medicine」
冒頭、久々登場のエルシィ(見た目かのんですが)に癒されたのもつかの間のこと。
月曜日は修羅場の季節。
歩美とちひろの同時攻略、桂馬さんお疲れさまです。しかし酷い男です。実に酷い男です。ちひろの告白を聞こえないふりしたあたりは、ほんと声に出して言っちゃいましたよ「ひでえ!」って。
しょうがないんだけど。しょうがない、という理由、大義名分を持っていることも含めて、酷い酷い男です。
でも桂馬さん可愛いなでなでしたい風邪の看病したい攻略されたいむしろ攻略したいとか見ていて思ったりするのでまだ救われています多分視聴者感情として。
これで歩美やちひろに思い入れて見ていたら、苦しいってレベルじゃねーぞ状態になっているだろうから……。
お見舞いイベントという素材の熱量。
歩美とちひろの距離の近さ。
元々のクラスメイトであること、エルシィとも友人であること。等々、人間関係の基本がとにかく近くて、濃くて、それゆえにこんがらがってしまうという三角関係の醍醐味が、これでもかってくらい詰まっておりました。
しかもラスト、ちひろの気持ちを知った歩美が取る態度とか、あー。もー。可愛いな。切ないな。
スペシャルエンディングの破壊力も高く、見ていてほんと、甘酸っぱかった。切なかった。面白かった。うん。
恋愛ドラマが濃くなりすぎて、本題である女神探し(と、かのんの危機)がだいぶ薄くなっちゃっているのはご愛嬌。
そのへんのバランス込みで、次回どう振れるか、というのも楽しみです。
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やあ、いい表情だなぁ……ちひろ可愛いよちひろ。原作は地味顔だったけれど、そこがまた可愛かった。ので、アニメのキャラデザには、若干複雑な想いを抱いております。