戦姫絶唱シンフォギアG#7「君でいられなくなるキミに」

 主にフィーネ側の描写が多めでしたが、どっちもこっちも熱くて優しくて可愛くてけなげな女の子たちが頑張っていて、見ていてしんどくも楽しいよ。うん。
 ここまで無情に引っ張ってきたマムことナスターシャが今さら迷いを見せてしまうのもしょうがない。というか、本質は優しい人であるからこそ、みなこんなにも懐いているのだろうなぁ。
 その分、憎まれ役を一手に引き受けているウェル博士まじマッドサイエンティスト。まじ杉田怪演。素晴らしい。この見ていてイラつく感じが素晴らしい。

 一方の二課サイドでは、響の状態が明らかになって、悲喜こもごも。
 一般人たる未来が、それゆえに、日常という鎧で響を守る立場になる。というのは、なかなかにいいシチュエーションであり、いい配置であります。あっという間に反故にされそうだけれど!
 それと、今回クリスは出番が少なめでしたが、響の身体のことを知って怒っているシーンがもう。ほんのちょっとの描写だけれど、すごく良かった。
 ぶっちゃけクリスって一期の時は全然興味が無かった、魅力が分からなかったのですが(男言葉女子が苦手&フィーネとの倒錯した関係が苦手だったってのが多分にある)、二期になってやたら可愛く見えて困ります。困るです。
 フィーネが復活したら、また何かあるのかな。悩めるのかな。
 それもまた良し(良いのか)。

 フィーネ関連については、まだまだ分からないことが多数(というかマムの目的は作中で未だはっきりと語られていないあたり随分と引っ張ってる)ですが、ここに来て大きく動きが。っていうか、えぇーそうなんですかマリアは違うんですかえぇー……どっちにしても、痛い。痛々しい。
 そろそろ後半、むしろ終盤。クライマックスに向けて、話に加速を増していってところであります。
 彼女と彼女、あの娘とあの娘。正々堂々、真向勝負もたくさん見たい見たいよ。共闘だってもちろんいいよ!

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戦姫絶唱シンフォギア (3) (カドカワコミックス・エース)
 そういえばコミック版、ニュータイプエースに掲載されていたな。どうなったんだろう。と思ったら、3巻で完結していました。どうも急ぎ足だったようですが。
 Gのコミカライズはされないのかな?受け皿が無いのかな……ううむ。

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