宇宙兄弟#70「諦めのような覚悟」
最終決定権は当人にあります。と言っても、実際には「蹴ったら気まずい、出世(違)から遠ざかる」ってのは、まあ、その……うん。
しかし、六太が最適な道を選んだことは確か。
あくまでも目指すは月。シャロンとの約束に間に合うように。
ISSにはせりかのほうが相応しい。
迷った時は楽しいほうを。
そこで六太が回された部署が、バギー(車)開発というのが、因縁ありありで面白すぎるわけです。
日々人が遭った事故の解決を目指すという意味合いはもちろんのこと、当人に聞くことが出来るというアドバンテージ、また、昔取った杵柄ということもあり、決して絶望的な気持ちにはならないのがいいなぁと。
そして、ビンスが囁いた言葉。
棚からぼたもち式にアサインされるのではなく、自分の手により道を開く、掴み取ることになった……と思えば、さらに気持ち良く。
鬱屈の溜まりそうな展開で、逆に光が見える。光を目指す気持ちの明るさがある。
それがいいんだな。元気になれるんだな。
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そういえばアポぬいつき限定版、普通に購入するのは不可になっていますが、さして高騰はしていないようで、なにより。っていうか魅力があんまり無かったのか……ちょっと不安になったりもして。
ぬいぐるみってのがいまいちだったのかな。もっと男の子のおもちゃっぽいほうが合っているかも。