神さまのいない日曜日#7「ゴーラ学園 I」

 学園編開始。ええっ学園編?なんじゃそりゃ?
 と思いましたが、実質は隔離され、収容される施設ということで、なるほど納得。そんな世界はいやだ。でも、そんな世界なんだ。

 新キャラクターが大量に登場して、しかもかわいい少年少女で、画面はとても華やかに。
 異能者集団であるということ、家族との縁も薄く、軟禁されているということ、そして「最後の世代」の子供たちであること……等々、厭世的なイメージは堅固であり、世界の黄昏感は変わりませんが、多数の生者達がわいわいにぎやかに語らっていると、どこかしらほっとするものがあります。

 今回より登場した中でも、重要人物っぽいのは、アリスとディーでしょうか。「アリス」という名前のキャラクターが登場すると、正直、またかよ。と、うんざりすることが多いのですが……こんなアクの強そうな少年キャラにつけるのは、なかなかレアで、よい感じなんじゃないかしら。信者目線補正入っていますかしら。でも、最初に番組紹介、キャラクター紹介を見た時から、だいぶ気になって&気に入っていたんだよなぁ。

 ディーについては、謎が多すぎてまだまだこれからですが、回想の中にとても気になるシーンがあったので、期待と不安がいっぱい。
 オープニング歌唱のキタエリがここでやっと登場ですが、思ったよりもきゃわきゃわしすぎない、と言って低音すぎもせず、なにやら企みがありそうな絶妙のバランスの声と演技で、楽しませてくれますです。はい。

 しかし、どこに行ってもアイの「愛され属性」は揺るがないなー。まあ、この世界における最後の子供だしなー。いやまあ赤ん坊のまま過ごしてきたセリカという存在は居ますけれど。
 天衣無縫のアイが、世界に愛され、世界を愛し……世界を救う日は来るのか。はてさて。
 見守るしかありません。親のような目線で。慈しむ視線で。

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神さまのいない日曜日III 生者の学園 (角川文庫)
 原作3巻に突入かぁ。ここまでのペースもだいぶ速いですが、この先もっとスピードアップする予感がぎゅんぎゅんします。大丈夫かなぁ。もうついていきますけれど。原作で補完しながら!

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