聖闘士星矢Ω#68「光牙とパラス!戦場の出会い!」

 パラスと光牙のフラグ立て、来たわぁ。
 ……と思ったら、光牙はともかく、パラスはいつものペースなわがままパラスのままで、全然フラグが立っていない……というかほだされないことに、わりとぜつぼうしました。いやぜつぼうするほどのことでもないけれど。
 これは突き詰めるつもりはないということか、この段階であまりウェットにはしないということか。
いずれにせよ、少々肩透かし。

 逃げ遅れた一般市民を救助する、という出だしに、まずびっくり。一般人でも動ける人間は居たんだなぁ。そういう人が、鋼鉄聖闘士になったりするんだろうか。
 しかし、この避難誘導(そしてパラスの誘導)を機として、仲間全員が久しぶりに集合したのは、よいかんじでした。まあ、パラス、そしてタイタンとの面通しを全員分一気に済ませておく、という作劇上の意図があったのかも。

 文句を言いつつも、光牙とパラスの交流は、見ていて目に楽しかったです。パラスのわがまま、残酷さも、幼さゆえと思えば、むしろ哀しいものに見えてしまう。その「幼さ」が、光牙が「子ども扱い」することによって強調されていたのが、良かったなぁと。
 本性をあらわにすると、威厳……むしろ畏怖を身にまとった感のあるパラスが、さすがの鶴ひろみ大ベテランでありました。声の調子だけで、わがままな少女から怖ろしい女神へと変貌してしまうのが、素晴らしかった。

 この先、パラスはさらに成長してしまうのかな。
 それはそれで、楽しみであります。さらに妖艶に、さらに怖ろしく、さらに哀しく。うむ。

amazon link

S.H.フィギュアーツ ペガサス光牙
 そういえばフィギュアーツは結局、光牙しか出なかったな。ユナは別に固定フィギュアがありますけれども。蒼摩とか龍峰あたりは出ても良かった気がするのですが……。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村 アニメ感想ブログ