ドキドキ!プリキュア#26「ホントの気持ちは?六花またまた悩む!」

 まさかの六花とイーラのフラグ。ほんと、まさかの。禁じ手となっていたはずの。
 六花の可愛さもさることながら、田中真弓の優しげな少年声に萌えられる日が再び来るとは思わなかったなぁ……。

 キュアダイヤモンドこと六花のお当番回でございました。
 今回、私がキャラクター的に一番気に入っている、ということを差し引いても、四人の中で最もまとまりよく、過不足なく、脚本・演出・作画のバランスも良好。綺麗に決まった良回だったのではないでしょうか。
 久しぶりにメガネ六花も堪能出来たし!(そこか)

 六花というキャラクターの立ち位置をきっちりと再確認し、冒頭の「夢とは?」というテーマ振りから、いくつかのエピソードを経て、当人(見ている者も)が納得のいく答えをきちんと出す。
 何よりも、今回の出来事が六花に及ぼした影響と、それにより六花が「気持ちを新たにした」ことが、上滑りじゃなく伝わってくるのがとても良かった。そのぶん、説教侍なキュアエースさんの影は若干薄かったですが、まあそれも程よい案配。

 イーラと六花の接触は、記憶喪失という便利な定番ネタを使いつつも、イーラのギャップ萌え激しく、六花の律儀で誠実な対応が美しく、ラケルのツッコミ入れながらも六花を信頼する様子が微笑ましく、ほんと見ていて楽しゅうございました。思う存分ニヨニヨいたしました。
 しかし、この何とも言えない空気の良さの四割くらいは田中真弓の演技によるもの、という気もしないでもない。やっぱりすごいや。

 出色はやはり、ラストシーンのイーラ。
 暮れなずむ街で、ひとり佇み、巻かれた包帯を取り去る。
 ……見ていてひたすら「手を離さないで、風に飛ばしてしまわないで」と祈ってしまった。理屈抜きに、そう感じてしまった。

 今後のストーリーに反映されるにせよ、されないにせよ、このシーンは、ドキプリという作品全体を通して、忘れられないものになりそう。

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 マグネットきせかえ。いい時代になったものだなぁ。紙と違って劣化しにくいだろうし、安定度も段違いだろうし。
 でも、小さい頃って、新しいお洋服を自分で作って着せたりしたものですが。紙製で出来たそういう遊び方は、どうなるのかな。

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