Free!#2「追憶のディスタンス！」
江ちゃん可愛いよ江ちゃん。
女性キャラのポジショニングが正解過ぎて、憎らしいほど。ほんのりラブい妄想も可能だけれど、それ以上に筋肉萌えっ子という属性を強く出して、カプ要員としてもネタ要員としてOK。なんという盤石。別ベクトルの意味で、あざとすぎる。
いわゆる女性向けの薄い本を読んでいると、ほもっぷるに理解を示したり協力したり見守ったり後押しをしたりする作中女性キャラってのがけっこう居たりするのですが、そういう位置に就かせるにも、これはベストなキャラ造形じゃないでしょうか。どうなんでしょうか。何を言っているのでしょうかワタクシは。
しかしなんでこんなに可愛く感じるのかって、多分、等身の高さと、目の小ささもあるのかな。昨今（ことに今期）の萌えアニメキャラの、異様な等身の低さ、目のでっかさに、飽き飽きしておりますゆえ。よりナチュラルで可愛い。と。
まあ、女性向け作品はそもそも等身高めのキャラデザが多いんですよね。オトメイト系を見ても、9等身くらいザラだし。このへんに男女の「萌え」好みの違いが出ているのかな。面白いな。
水泳部設立、過去のいざこざ、その他いろいろ。
思ったよりも「ストーリーもの」「部活もの」していて、第一話と比べると格段に見やすく、また楽しむことが出来ました。
部活動設立に頑張る＆弱小部で頑張る、というのは、やっぱりいいね。黄金パターンだね。人数とか顧問とか、規定があって、承認されて、という過程を踏む。ひとつずつハードルをクリアしていく楽しさ。いまどきあまり好まれない要素かもしれませんが、キャッキャウフフな部活の空気を作る、生み出すための前段階を描くことにより、その後の「黄金時代」の美しさもより増すのではないかしら。なんて。
もうひとつの目玉である水泳シーンの作画にも、ただ溜息をつくのみ。美しゅうございます。素晴らしいです。
人物の仕草をなんでもかんでもぬるぬる饒舌に描かれるより、こういう力の入れどころをはっきりさせた作画バランスのほうが、だいぶ好みなのだな。ロボットアニメの戦闘シーンとか。変身少女アニメの変身シーンとか。そういうのが大好きなのと同じ理屈。多分。
とりあえず、第二話、予想以上に面白うございました。
このノリで行ってくれるなら、水泳部ものとして、普通に楽しく見ることが出来そう。
まずは次回のメガネ登場を待ちます。メガネメガネ。人生是眼鏡。
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エンディングも二回目となると、なんか楽しくなってきました癖になってきました。声優合唱楽曲は基本的に苦手なんですが、これはそれなりに歌える人がメンバーに居るおかげで、聴いていてズコーにはならずに済むことが大きい。
しかしこの砂漠なイメージさぁ……砂漠の王族モノってBLの基本ジャンルのひとつだよねってさぁ……そういう連想が最初に来るんですよ……。
