戦姫絶唱シンフォギアG#1「ガングニールの少女」(新)
第一期視聴済。正直、途中で追いかけるのがしんどくなった時期もありましたが、あの熱気にあてられて最後まで視聴し続けました。しかし歌はとにかく耳に残り、気に入りのものも多数あり。「逆光のフリューゲル」は愛聴しております。
で、第二期、始動。
第一話は事前の評判がなかなか良い感じだったので、期待して見始めたのですが、それに違わぬ出来栄えでございました。
とにかく動く動く。綺麗綺麗。独特の泥臭さ、というか、愛すべき無器用さは若干拭い去られた感がありますが、まあ第一話だし、今後どうなるか。
でもって、とにかく歌う歌う。素晴らしいな、挿入歌連発。どれも聴き応えあるのがさらに素晴らしいな。
一話のあいだに四曲の挿入歌、そしてエンディングテーマがあった……のかな?しかし、話の中にしっかりと埋め込んであり、使われるシチュエーションもすべて異なるものだったので、定番の挿入歌+イメージシーンとは違い、退屈さは微塵も感じさせず。
ことに翼とマリアのデュエットは、楽曲と歌唱、ツインボーカルの組み合わせの妙味、作画のテンションの高さ、すべてがきっちりと噛みあって、美しくも聴き応え&見応えがありました。
一期での「逆光のフリューゲル」にあたる部分、なのかな……これが。
そのマリア、なんだかやたらツボに入って、気に入りのキャラとなりました。
性格、言動、過去、見た目……すべての要素において、いつもならあまり好みではないはずのキャラ造形なのですが、すべての要素において、気に入ってしまった。何故だろう何故かしら。基本的に女性に人気が出そうなキャラには見えますが。
うーん。キャスティングのパワーバランス。というのは、あるかもしれない。
新登場のキャラクターに負けず、一期からのキャラ達もしっかりと出番有り&魅力を増していて、それも嬉しゅうございました。
ことにクリスちゃんのツンギレデレっぷりは昨今のアニメ界における至宝の域……!とは言いすぎかもしれませんがしかし、しかし。男言葉とか、あの見た目とか、周囲との人間関係とか(響とのかけあいは言うに及ばず、弦十郎との淡い絡みは一期でも特に好きな部分のひとつでした)、なんつーか破壊力高いキャラに仕上がりすぎだよなぁっていう。
その弦十郎や緒川など、男性キャラクターがそれぞれちゃんと役割を果たし、味を出しているあたりも、ポイント高い。
とりあえず、突っ込みどころ満載すぎた(そしてそれが愛敬にもなっていた)一期と比べて、格段に見やすく、素直に「面白いアニメ」と思える第一話でした。
これに物足りなさを覚える人がいることは分からないでもないですが、個人的には、一期と二期それぞれの魅力として、楽しんでいけばいいかな、と。
次回以降も楽しみです。たくさんの歌が聴けることが楽しみです。
◆amazon link
戦姫絶唱シンフォギアG キャラクターソング1
キャラクターソング第一弾、7月17日発売予定。これが今回のデュエット曲かな?ちょいと欲しい。
800えんという安さが不思議。と思ったら、一曲しか収録されていない(原曲&オフボーカル&TVサイズ)のか。だったらDLで買っちゃうような……封入特典がヴァイスシュヴァルツのPRカードか……ううむ。