ドキドキ!プリキュア#21「トランプ王国へ!王女様を救え!」

 キングジコチューがホーチュー。ホーチュー?
 良く分からない連想を頭の中で転がしつつ、わりと気軽に見ていたら、やたらテンションが高くて、ああそうか前半部のクライマックスなんだなと今さら気がついたりして。

 蜘蛛の糸をめぐるやりとり、レジーナの決断、それを全部引っ繰り返しちゃうマナ。なんだかんだで感情を揺さぶられる、美しいシーンでありました。
ジーナの逡巡は、ここまで何度も繰り返されてきたものの総決算になるわけで、繰り返され積み重ねられたものがしっかりと結実した、という爽快感もしっかりありました。

 全体に抑え目な作画のドキプリですが、ここは流石、レジーナがとにかく美しく可憐に描かれていて、なお感動的に見ることができました。
 まあ、いきなりマグマって、世界観が崩れてるよね。とか、いいからベールはさっさと糸を切っちゃえよ。とか、どうしても思っちゃって、若干感情移入が削がれた部分はありますけれども。これは整合性よりもドラマ性を重んじただけの話なので、言うだけ野暮ってものですね、はい。
 しかし、もう少しテンポアップすれば、そういう印象は薄く出来たと思うんだけどな。勿体無いな。

 とか、重箱の隅は置いといて。とりあえず、今回もまた、マナさんの包容力と強さに救われるのでありました。
 それ即ち愛の力。
 テーマは愛である。当初から明言されてきたこと。
 愛に発するドキドキである。タイトルでも明言されていること。
 レジーナの力が解放されたのも「愛」によるものなら。あの力は、キングジコチューに与えられたものではなくて、レジーナ当人が本来持っていたものなのかな。深いぜ「愛」。

 ……しかし、てっきりここで新プリキュアの助けが(変身した姿を見せなくても、力の片鱗とか何かの介入とかで)入ると思ったんですが、マナさんパワーで切り抜けちゃったな。
 うーんうーん。きゅあえーす、いったいなにものなんだー。メタ情報に振り回されるのって、ちょっぴりくやしい。
 大人しく来週を待ちますかね……。

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 まあ、10月発売で居なかったら問題だもんなぁ。しかし追加プリキュア赤毛って、大丈夫なんだろうか。なんか。なんとなく。だってほら、赤毛って、あまり女児の人気属性じゃないですし……。

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