RDG レッドデータガール#10「はじめての学園祭」

 学園祭、開幕。
 黒子姿の泉水子ちゃんかわいいよ泉水子ちゃん。お団子頭の泉水子ちゃんかわいいよ泉水子ちゃん。
 心霊と神霊に懐かれ体質の泉水子ちゃん恐いよ泉水子ちゃん。

 波乱含みの学園祭、人間関係に新たな発見もあり。
 早川が戸隠の人間であったこと、それを知り表情を緩める真響、のシーンが、なんだかやけに好きです。意図を危ぶんでの緊張が、味方による援助であったと知って、ほっと弛緩する。それに同調して見ることが出来ていたから、でしょうか。
 でもって早川がすっごくいいキャラしているので、尚更。味方で良かったなぁという気持ちもあり。内に策を秘めていながら、明るく爽やかな空気が崩れない。宮野真守のこういう演技はほんと好きなので、まったくもって俺得といったやつです、ええ。

 しかしつくづくと思ったのは、アニメになって、実は主人公の泉水子よりも深行のほうが、より魅力を増しているのではないかな、ということ。
 前回の微デレ微頬染めのような分かりやすい萌えポイントのみならず、、今回のお団子頭の泉水子を見てギャップに爆笑してしまうところ、雪政に抱く屈折した思いが露になるところ、その他もろもろ。人間くさい、思春期の少年くさい魅力がめいっぱい。

 学園祭二日目の合戦ゲームに向けて、着々と、粛々と、物語は進んでいきます。
 現時点では、合戦の主役は高柳と真響であり、このふたりの対決へと焦点は絞られていく、ように見えるわけですが。
 泉水子がキーパーソンとなることは自明なので、どのように動いて、どのように渦中へと飛び込んでいくか、というのが見どころ。
 一方で真澄の言動も、相変わらずの天然かわいい……ように見えて、どこかしら不穏な気配があり。こちらもまた、キーパーソンとして立つにしても、どのように動いて、どのように渦中へ以下同文。

 学園祭のクライマックス。物語のクライマックス。座して待ち、そして、楽しみたいと思います。

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 6月28日発売予定。先行配信は最終話まで終了したこともあり、レビューが出揃っています。評価は見事にバラバラ、星1から星5まで。まあ星1は例の人のレビューなので、考慮しなくて良いかと思いますけれど。しかし1巻のレビューに書くべきなんだろうか、と思うこともちらほら……なので、微妙にネタバレ注意ですね。
 レビューに、アニメの初期を見て原作を読破した、という人が多いのは、ちょっと嬉しいです。

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