DVD『ゲゲゲの鬼太郎 TVアニメDVDマガジン』

 創刊号はお買い得。ゆえに、なんとなく、買ってみました。

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隔週刊 ゲゲゲの鬼太郎 TVアニメDVDマガジン 2013年 6/11号 [分冊百科]

 この手の分割百科系は、創刊号の値段にホイホイされて買ってしまうと、2号からはだいたい二倍の価格になって、しかも全部揃えると凄い金額になることに気がついて、愕然とするのが定番。
 なのですが、これの場合、DVDマガジンということで、ある程度、対価に保証はあるかな、と。実際、謳い文句が、「市販のパッケージを揃えるよりもずっとお買い得!」だったりしますし。
 1巻は790円。2巻以降は1590円。それで4話〜5話収録、ブックレット・映像特典付きなので、わりと本気でお買い得じゃないでしょうか。
 ブックレットの内容も、なかなか充実。適当なあらすじ紹介に留まらない、コラムや検証がいろいろ。アニメ三期分&コミック版の妖怪比較なんかもあったりして、面白うございました。

 で、第一話を視聴して、気がつきました。再放送の難しい作品であることに。
 なにしろ現在の放送禁止用語多数。これ全部ピーとか無音に置き換えたら、さぞかし意味の通らない、でなくても白けるものになるんじゃないかと思います。
 そして、しみじみと思いました。放送禁止、出版禁止。そうして日本語は、どんどん味気なくなっていったんだな、と。
 確かに侮蔑の語ではあるけれど、作品の中で明らかに「理不尽な侮蔑の語」として使用している。これをスポイルしてしまうことは、果たして最良の策なのか。などと考え込んでしまったり。

 閑話休題
 DVDではありますが、BDプレイヤー再生でもなかなか綺麗でした。古い作品なので、BDにしても恩恵は少ないでしょうし、これはこれで。
 メニュー画面はこんな感じ。

 水木しげる先生のインタビューは、いわゆるあの「水木しげる」っぷり全開で、見ていて楽しくもまったりしてしまいました。水木先生が動いて喋る姿を拝むだけで、なにやらありがたい気持ちになってしまう……。
 水木プロ訪問は、ほんとに水木プロの風景を映しただけのもの。ロケハン映像そのままというか、環境映像のようなというか。まあ仕事場公開という意味はあり、多数のグッズが飾られている様子を見るのも楽しくあり。

 しかし、ぶっちゃけ私はそれほど濃い水木ファンではないので……2号目以降の購入は悩み中。全部揃える気力と財力はさすがに。
 とりあえず、モノクロの第一シリーズの第一話収録号は買おうかな。オープニング・エンディングだけでも手元にあると嬉しいかな、と。

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