宇宙戦艦ヤマト2199#8「星に願いを」
デスラー様は2199仕様でイケメンになっても（むしろそれゆえに？）己の美学を貫くお方でありました。 ガミラスに下品な男はいりませんよ、ええ、そうですともそうですとも。でもデスラー魚雷ってネーミングはどうかと思うの。責任者出てこいなの。
旧作をリスペクトしつつ、新約で大胆に再構築。
ガミラスというかデスラーの人間くささ……というより、地球文化に精通しすぎだろゴルァな部分が大きくカットされて、薄味になったとも感じられます。
が、その分、異なる統制下に生きるガミラスの人々、といった部分が後々クローズアップされてくるので、バーターなのかな、と。
シュルツの最期は辛かったけれど、妻子はデスラーにより厚遇されることが明言されたので、少しだけ気持ちが晴れます。
このへんで男前なところを見せるデスラー様、直前のボッシュートからの株上げ、抜かりない。
仕掛けられたヤマト視点では、今回は、SFアニメのお約束、太陽フレア突破（コロナでもプロミネンスでも良くってよ！）な回。
波動砲でぶちぬいて突破という、お約束王道予想通り計画通り絶対そうするんだろっていうシチュエーションを、飽きさせず白けさせず、むしろ熱い気持ちで見せてくれて、存分に楽しみました。沖田艦長の体調不良による緊張感を上乗せしたのは、地味に効いているな、とも。
そしてここでは、佐渡先生がとてもいい味。実況勢に誤診だ誤診だ藪医者だ言われて気の毒ですよ！
キャラクターの妙味も、じわじわじくじく。おいしいです。楽しんでいます。
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キャラクターグッズだっていっぱい作ればいいじゃない。いいじゃない。
劇場での公開時に物販を充実させるためもあってか、意外とグッズは多く出ています。が、アニメイトあたりでの取り扱いについては、だいぶ不遇。しょうがないか。メイトは若いお嬢さんの聖地だし。
なんだかんだで女性クルーのグッズはそれなりに。男性クルーのグッズもまあ、渋くそれなりに。ガミラス、というか、おっさんキャラのグッズをもっと出してもいいのよ？
