翠星のガルガンティア#5「凪の日」
まさかの天斎コンテでの水着回。
後半、三人娘の「運動会」での空中アクションは、流石の素晴らしさでした。アニメを見ていて、高さに目が眩む、足が竦むなんて、久しぶりの感覚だった。
でもって、水着回は作画が今ひとつ、の法則を忠実に守ってくれました!
とか言いつつ、普通に見ている分には、さほど気になりませんでしたが。放映終了と同時に公式がフォローしなくちゃいけないようなレベルではない……よね?
テレビ放映に際して、未完成品を納品したとも取れるわけで。意気軒昂に「パッケージ商品では完成度上げます!」とか言うのは、何かこう、違和感があるなぁ。
まあ、周囲の雑音はさておき。
ほんとにものすごく肌の露出が多い、文句無しの水着回でありました。女性陣は全員が大胆水着を披露しておりましたが、中でも、エイミーの水着の情け容赦ない(?)破廉恥さに驚いた……目のやり場に困るレベルじゃないですか。
しかしどいつもこいつも恥じらいの欠片も見せないので、やたら健康的というか、色気を感じないっていう。同時に媚びへつらいも感じないのは良いのですけれども。
今回いちばんワタクシがえろーすを感じたのは、バタ足するレドさんだったりしますね、ええ。レドきゅん可愛いよレドきゅん。
水着回と並行して描かれた、レドの就職活動。
いや、なんか、レドがあまりにも純真素朴素直すぎて、おねえさん眩しくて見ていられないよっていう気持ちに……。
ガルガンティアの人々はみな開放的、かつ受容的性質を持っていて、そこに素直すぎるレドが入っていったら、摩擦なんてひとつも起こらないじゃないですかやだー。いや別にやだーじゃないけど!
レドの気質が誠実、かつ真っ直ぐであることは第一話時点から認識していましたが、ここに来て、純朴生真面目属性が強くなりすぎている気が。多分、片言の喋りが物凄く助長しているのだと思いますけれども。
爽やか気持ち良いけれど、もうちょっと、もう少し、葛藤を見せてくれてもいいのよ……?
なんて、贅沢かな。
ここまでの描き方がとことん丁寧で、信頼を築いたがゆえに、「突き落として」欲しい。という欲求があるのかもしれない。
そこからの回復はきっと、さらなるカタルシスをもたらすものであろうから。
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翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 3
BDはBOXの1と3にOVA収録でしたっけ。1が7月、2が9月、3が10月の発売予定。あれ?素直に11月にしないのは何故だろう?
しかし1クールアニメを3つに分けてBOXって言われてもなぁ。BDは一枚だし。OVAつきスペシャルエディション、みたいな形式にした方が、印象は良かったと思うのだけれど。