宇宙兄弟#55「遠すぎるゴール」
長かった総集編三連続から、ようやっと本編ストーリーに復帰。うん、長かった……。
サバイバル訓練の終盤、体調不良でダウンしてしまった六太。
新田はじめチームの全員が手分けして荷物を持ってくれるくだりは、素直に熱くて、感動的でした。
しかし三週間越しのエピソードとしては、なんだか蛇足感があったりして。とか言いつつ、ローリーの「ホコリ」による激励やら、せりかの看病にメロリンな六太やら、随所に効かせた小技は素敵でした。
今回の本題は、ピコの登場。
ここで大塚芳忠投入かー！とかそういうテンションの上がり方を！
つうかキャストだけで重要人物だって分かっちゃうのはどうかと思うけど、「飲みに行く」と退場して後に、その飲みの相手がビンスだったりするあたりで、いろいろと窺えるかな、と。
アクの強い人物なだけに、今後掘り下げられていってどうなるか、どう変わるか、という楽しみが大きい。
それはともかく、新たな訓練に挑むのは、なんだかんだでわくわくします。今度の課題は、六太の過去の経歴が生かせそうなもので、大活躍が期待できますね！ね！？
……逆になんだか大失敗してしまうフラグなんじゃないかと不安になってしまうのは、何故なんだろう。いやいや。
今回の課題に関しては、六太よりもさらに緩い（って失礼だな）ピコという人物が居るぶん、今までとは少々違ったノリを楽しめる部分があって新鮮だったりします。
ともあれ、本編再開と同時に新展開が入ってきて、総集編で待機していたワクワク、期待感もいまいちど膨らみ。
再度の盛り上がり、楽しみです。
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特別総集編って、こっちでも総集編ですかァー！じゃなくて、コミックスの1・2巻を一冊にまとめ、雑誌掲載時のカラーも収録、大判サイズでの提供……と、なかなか悩ましい仕様。原作を「読めればいい」という人にはリーズナブル（VOL.3まで発売されていて、それぞれコミックス二冊分ずつ収録）で嬉しいものではあるかも。
