翠星のガルガンティア#2「始まりの惑星」

 オープニング&エンディングの初披露。
 どちらも映像として気持ち良く、楽曲も素敵で、気に入りになる予感がします。
 ことにエンディングは、少しむかしふうのつくりを、2013年アニメの技術・映像表現でブラッシュアップしたような印象を受けました。チェインバーが飛んでくるところとか、最高です大好きです。背景の美しさがまた大好きです。
 宇宙兄弟といい、この手のエンディングには弱いのかもしれないなぁ自分。美しい海と美しい星空に、とことん弱い。うちゅうーのうーみーはー(略)

 接近遭遇、最初のコミュニケートを、ほんと丁寧に描いている第二話でありました。
 登場人物が全体に物分りが良すぎて、予定調和気味(視聴者が苛立つことがないという美点でもあるのだけれど)に思えなくもないですが、レド&エイミーの可愛さと、ツボをおさえた会話の拾い上げの心地良さが、見ていて心地良く。
なんというか、(苦笑)よりも(微笑)、あるいは(ニヤニヤ)(ニヨニヨ)(ニコニコ)を加速させてくれる微笑ましさでした。第一話の後半に持った感想が、そのまま補強された感じです。

 しかし、終盤の戦闘シーン。レドは、これまで「無駄に殺生をしない、ことを荒立てない」人物という印象があったのに、あっさりと人間を蒸発させちゃっていることに、だいぶ度肝を抜かれました……。
 エイミーがはっきりと海賊を「敵」と断言していること、レドが「敵」=殲滅対象という認識を持っていること。そのへんきちんと描かれてはいるのですが、わりとあっさり流されているから、違和感を持っちゃうんだな。
 今までの作りを見ている限り、おそらく、この違和感をそのままにはしないだろうから、これについてはまずは静観。フォローを待ちます。

 現時点で、新番組の中では(ヤマト2199を除外として)一番の気に入りであります。オリジナルアニメっていいよね。ボーイ・ミーツ・ガールっていいよね。喋るロボットっていいよね。海っていいよね。空っていいよね。
 というか、私にとって、快の要素がたくさんあるんだな。そして、不快の要素がほぼ無いんだな(若い女性の比率&露出度が高すぎることに少しだけもやっとするくらい)。

 まあ何よりも、チェインバーかわいい。レドかわいい。なんですけれどね!
 CVもいいなあ。すごく若い人なんですね石川界人さん。ちょっと注目していこうと思います。

amazon link

翠星のガルガンティア (1) (カドカワコミックス・エース)
 コミック版。アニメ本編に忠実な、ほぼ同一のストーリーの模様。好意的なレビューが多く、ちょいと心惹かれます。作者が楽しそうに描いているのが見える、ってのは、コミカライズにおいてけっこう重要なことだと思うので、その点をクリアしているらしいのは嬉しい。

にほんブログ村 アニメブログ アニメ感想へ
にほんブログ村 アニメ感想ブログ