聖闘士星矢Ω#52「新たな聖衣！翔べ、新生ペガサス！」
前期で培った作風を窓から放り捨てろ！
やっぱり時代は昭和だぜ！（なにその矛盾）
そんなわけで、新シリーズは車田テイスト満載でお送りします。というより、車田テイスト満載でありながら東映らしさもてんこ盛りだった旧作リスペクトでお送りします。といった雰囲気。
これはこれで面白い、面白いんですが、見ていてタイムスリップ感が半端ない！
しかし、心意気を感じたのが、鋼鉄聖闘士の新主人公を登場させたこと。
鋼鉄聖闘士って、旧作を見た当時も盛大にずっこけた記憶があるんですが、それをあえて新シリーズのロケットスタートとして持ってくるあたり、いいセンスをしていると思います。魂を感じます。へんな意味じゃなくて、ほんとに。
さらに新メインキャストが水島裕に鶴ひろみとか、ほんとにタイムスリップ感が（略）
水島裕の少年はちゃんと少年声だし、鶴ひろみのロリ声はちゃんとロリ声だし、いずれも凄く魅力的だし、脳内ぱにっくですよ。ぱにっく。脳みそくすぐられっちゃうぞーですよ。
いろいろと衝撃でありましたが、話そのものは至極まっとうに、二期らしいおいしさを散りばめつつ、新しい展開への期待を持たせるものでありました。
なにしろ、幼女を殺そうとする星矢、というスリリングなシチュエーションからの開始。再びの戦いを拒む光牙、新たなる敵の台頭、アテナの存在そのものを脅かすもの。
第一話の引っ張りは存分に詰め詰めされてるね、ふむふむ、とか思いつつ見終わりかけたところに、まさかの爆弾、エデンの敵サイド登場とか。これ不意打ちすぎて、まじで「えっ」って声が出ました。「ええっ」って。
やあ、楽しいなあ星矢Ω二期。一期も黒歴史にされるわけではないようだし、うん。素直に楽しんでいこうと思います。
◆amazon link
聖闘士星矢Ω カレンダー2013年 CL-018
そういえばカレンダー出ていたんだっけ。キャラクター総入れ替わりではないものの、だいぶ顔ぶれが変化して、顔が変化して（キャラクターデザイン的な意味で）、微妙に切ないグッズになってしまったような……うん。
