宇宙兄弟#51「生きた石コロ」
おにいちゃんはつらいよ。と、互いにしみじみしてしまう新田と六太が、なにやら哀愁とともに兄バカっぽく見えたりもして。
先週に引き続き、深い星空の下で進む物語。新田の心がすべて開かれるまでの。
クライマックスの流星群が感動的でした。みなの瞳の中を星が流れる描写が、実に美しかった。
カズヤについては、流星群のために外に出たりするのかな?とちょっと思いましたが、そんなご都合主義的に解決させることはなくて、逆にほっとしました。
実際、今回のエピソード上では、電話をかけることはかけたけれど、出てもらえなかったので、そのまま切った。ということだけだし。
メッセージ動画を見て、感じ入るところはあったとしても、それでいきなり気分が盛り上がって立ち直ったりしたら、安易というか、足りなさ過ぎるものね。
踏み出すための力が。
いまはまだ、どうしようもない自分という原動力を、溜めている状態なわけだから。
それはとてもしんどくて、本当に外へと向けて世界への扉を開く「力」となるか、内へと向けて己を壊してしまう「力」となるか、まだ分からない。
けれど、カーテンは開かれて、風にはためく。
今はそれだけ。カーテンを動かすだけ。
とりあえず、サバイバル訓練編はまだまだ続くものの、次回は時間帯移動に伴う総集編かな?
土曜日の夕方。しかもコナンと続くって。どんだけの枠だ。どうなるんだろうなぁ。良い方向の追い風になってくれますように。
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最近は存在感の薄いアポ。登場した瞬間に場の緊張をさらってしまうから、しょうがないですが。もっともっと押してグッズ作ればいいのにね。