聖闘士星矢Ω#47「わずかな希望!新たなる闘いの地!」

 アモール劇場が素敵すぎて、石田彰の偉大さを改めて実感するわけです。
「ああ、また悲しい過去語りか。アモールよ、お前もか」と思わせた次の瞬間の突き落とし。いっそ快感。

 ……まあ、真実が何処にあるのか、現時点では知り得ませんが。案外、本当のことを語っているのかも知れず。
 しかし、たとえそうだとしても、アモール劇場のインパクト、上げて(むしろ下げて)落とす持って行きかたの素晴らしさは、少しも色褪せるものではありませんね。

 春からの延長が発表されたわけですが、話のボルテージはきっちりと上がっていて、一安心。メディアの本性も暴露されたし。というか、マルスを最後の踏み台にするのは想定内ではありましたが、改めて見せられると悪女っぷり外道っぷりが輝かんばかり。

 そして、アプス、という名前がここで初出(だよね?)。もう少し前から伏線が欲しかった感はありますが、メディアの行動原理がようやく分かりやすく整理されるのなら、それは歓迎したい。
 メディアとアモールの愛憎あふれる姉弟関係についても、もっともっと味わいたいところですが、どうかな。やってくれるかな。

 火星連行と相成った光牙とエデン、そして取り残されるユナ達四人。ええっここで傍観者どころか見学も出来ずに取り残されるんですか!?と思ったら、来週、一応なんらかの救済措置はありそうで、ほっとしました。
 黄金聖闘士の皆さんが発射台扱いで終わってしまいそうなのは残念ですが。
 っていうか旧世代はもう全然出ないのかなぁ。こういう新作で、旧キャラは出しすぎてはいかんものではありますが、ここまで控え目に過ぎる出番というのも、古くからのファンを失望させてしまうと思うのですが。

 まあ、延長戦もあるし。だいぶ流し見になっていますが、いましばらく、のんびりとつき合わせていただきます。

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 しかし魚座は一癖も二癖もある、というお約束があるのか。石田彰を使いつつ、耽美にしてはいない今作も、なかなかだと思います。
 黄金聖闘士は聖衣が「鎧」しているだけに、旧作とのイメージの共有バランスが難しいんだろうな。健闘していると思いますですよ。

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