AMNESIA#7「VII」

 ケントさんルート。って一回で終わりですか!?えぇー。ぶっちゃけ一番楽しみにしていたのに。えぇー。
 原作ゲーム買えってことですか!?

 話が早すぎるケントは、見ていてなにやら痛快でありました。というか、頭がいいキャラが、ちゃんと頭の良さを発揮する(真実に勘付く)ってのは、気分の良いもの。
 これまでのヒロインはひたすら翻弄され、手探りで孤独に過ごしてきたわけですが、その緊張の連続が緩和されたのも嬉しかった。
 ヒロインを信じて、オリオンのことをちゃんと信じて、力になろうとしてくれる。

 しかしケントの口から語られるヒロインにしても、これまでの世界で各々語られたヒロインにしても、けっこうアクティブで強情なタイプというイメージなんだよなぁ。
 記憶が曖昧で、不安ゆえに、現状では気弱ちゃんに見えているだけなんだろうか。

 そして、かつてのヒロインと、いまここにいるヒロインと。ふたつの人格を前に、おそらく大きな戸惑いを抱えているだろうに、あくまでも理性的に実際的に対処しようとするケントさんは本当に男前でございました。
 この手のシチュエーション(人格の同一性が損なわれるというか消失してしまった人格というか)はわたくし大好きなので、もっともっと掘り下げて欲しかったなぁ。

 しかし。あっという間に次の世界へと飛ばされてしまうのでありました。
 決定的なシーン(死亡?の)が描かれなかったのは、有り難かった……ケントにだいぶ思い入れてしまったので。目の前で事故に遭われたら辛かろう。

 ほんとに、なんでたった一話なのさーケント編。残念だ。補完だ。原作購入だ。やる暇がないけど……。

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 しかし面白そうなんだよなぁ。アニメは構成そのものをいじってあるので、全体で見ると別物なのでしょうけれど、各キャラのルートの詳細は気になるし。
 甘いだけじゃない乙女ゲー応援の意味も込めて、買うべきか。なんて。

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