ドキドキ!プリキュア#2「ガーン!キュアハートの正体がバレちゃった!!」
おお。第1話は正直、若干微妙に感じたのですが、この第2話はとてもとても面白かったです。
やはりプリキュア四人の関係性を、とても丁寧に描いていくんだな。それも、分かりやすいキャラクター属性、カラー属性に寄りかかることなく、各々が抱えたもの、置かれた環境、過ごしてきた日々を示唆し、拾いあげながら。
戦闘というか状況への順応性がやたら高いキュアハートさん、簡単に打ち解けてはくれないキュアソードさん、その感情というか戦いに対する温度差によるすれ違い、王道であります。この先に来るであろう、互いが歩み寄る展開が、実に楽しみ。
一方、というか今回は、マナと六花の親友っぷりが提示される回でありました。
マナの天然入っているけれど真っ直ぐな善性。一歩間違えたら鬱陶しくなるところ、ちゃんと「愛され人気キャラの生徒会長」に踏みとどまっていて。
六花はメガネかわいいよメガネたまにかけるのも素晴らしいy……じゃなくて、えーと、マナのサポート役、かつ手綱取りであることを自認しているあたり、だいぶ大人びておりますね。なにか理由ありげな家庭環境にも影響されているのでしょうか。
六花が燕なら、きっと、『幸福な王子』のラストは、違ったものになってくれるだろう。
マナがあっさりと打ち明けたこと、普通なら信じてもらえないであろうことを、きっと信じてくれるだろうと六花に打ち明けたこと。
その信頼を知り、呆れつつも嬉しく、感動してしまう気がつく六花。ってのが、なんつうか、ほんとにいい「ドラマ」でした。
プリキュアであることを打ち明ける、打ち明けない。それだけで、ここまでキャラクターを深めて、立ててしまったのが、何より凄いや。
そして、初期ということもありますが、戦闘で苦戦しても、すごくさばさばした感じがあるのがいいな。
あまり悲愴感に溢れていると、小さい女の子はドン引きしてしまうらしいし。基本のトーンを明るく保ちつつ、危機感も演出して(そういう意味で押しボタン式信号のボタン押しミッションとか素晴らしすぎてもう)、実に楽しかった。
というわけで、俄然楽しみになってきましたドキプリ。
次回の六花ちゃん変身シーンにも期待ですちょう期待。
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公式コスプレ衣裳きたわよー。ただし、よぅじょにかぎる。
セット内容を見ると、トップス、スカート、ヘアアクセサリー×2個、チョーカー、アームカバー、ブーツカバー、スパッツ。って凄いパーツ(パーツっぽくないですか?)の数ですよ!
着るだけでひと手間だなぁ。でも、それだけに、ハレの感覚も高まるのでしょうね、きっと。