クロスファイト ビーダマンeS#18「リベンジするぜィ!不知火ビャクガ!」
バサラの回想シーンがたいへん嬉しかった今回でした。
カケルのこと、ドラゴンタイプの四人で戦ったことを、今も大切に思っている。その心が、カモンへの思いやりに繋がっていく。
前シリーズで形作られたキャラクターとしての個性、過去を大切にしつつ、きっちりとバトンタッチ。よいですね。よいですよ。
しかしあの特訓が、仲良し三人組を作るために憎まれ役をかってでたものだったとか、バサラさんどこまでいい人なんだ。ロクデナシとまで呼ばれて……うっうっ。
どうせ噛ませ。きっと噛ませになるであろう(今回のスバルとユキヒデの扱いは酷かった……)前シリーズキャラ。というメタな不憫さもあって、なんとも愛すべきキャラクターになっております。
一方、友情パワーで復活のカモン(闇堕ちしかけの顔はやっぱり怖い洒落にならない)ですが、見ていてなんだか来週の聖闘士星矢Ωを先取りしたような気が……というか、昨今のキッズアニメ主人公は闇堕ちの危機が標準装備になりつつあるんだろうか?
でもって、カモンを堕として、グランドビーマスターなお兄ちゃんは、いったい何をする気なのやら。カモンにかまけている間に、ビャクガさんが意志を取り戻しちゃいますよいいんですか?
そのビャクガの心の変遷。敗北の味を知り、初めてリベンジを誓う。
ファイトの最中、レイドラが「御曹子」ではなく「ビャクガ」と呼んだのが、実に効いていました。レイドラはビャクガに追従するだけの存在ではなく、而して、ビャクガを思いやり、よりよき方向へと導きたいと、内心(?)では歯痒く思ってでもいたのかしらん。ちょっとときめきです。
とまあ、今回も燃え萌え面白かった。毎回ほんと、15分番組なのに、しっかり燃えて楽しめるんだよなぁ。
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ビーダマン CB-61 スターター クライス=レイドラ
レイドラさんにときめいたので、レイドラさんを貼ってみる。ビーダマンって、子どもたちの間ではどれくらい浸透しているものなんだろう?遊ぶ場所を確保するのもけっこう大変そうに思うんですが。昔懐かしいビー玉遊びに比べたら、玩具のフィールド内で完結する分、遊びやすくなっているのかな?購入が必要だけれど。