ドキドキ!プリキュア#1「地球が大ピンチ!残された最後のプリキュア!!」(新)

 ドキドキしちゃうかな。ドキドキしたいな。そんな新しいプリキュア、第1話であります。
 プリキュアシリーズを最初から見るのは四作目。ぱっと見たところ、キャラクターデザインもあって、フレッシュとかスイートとか、そのへんのイメージに近い感じでしょうか。
 まあ、既存のシリーズにとらわれちゃうよりも、素直に見て行くべきかな。
 シリーズ構成が山口亮太ということで(個人的には「デジモンセイバーズ」の印象が強い。あと、シリーズ構成ではないけれど、むかしむかしの「エスカフローネ」とか)新しい、熱い展開を期待しております。

 いきなり戦闘シーンからの物語スタート。これは戦闘そのものを見せるというよりも、キュアソードの状況、後に登場する際の追い詰められた精神状態への伏線として置かれたもの、なのかも。
 でもって、話題となっている、メインヒロインのマナがお約束のだめっこどじっこ主人公ではなくて、包容力のある優等生タイプであることが、キュアソードとの関係構築において、大きな意味を持ってくるんだろうな。
 とりあえず今回描出の多かったふたりについては、そんな予感を抱きました。
 ドキプリのコンセプトとして、四人のプリキュアの交流、感情の機微を丁寧に描いていく、というのがあるそうなので、まずテーマありきでのキャラクター設定&配置なんだろうな、と。
 あまりとげとげしい雰囲気に陥ることは無しに、細やかな部分を描き込んでいってくれたら嬉しいですね、はい。

 反面、敵側というか毎回のやられ役モンスターの設定が、若干弱いように感じられましたが、敵幹部のキャラクターの濃さとのバランスでしょうか。
 つうか田中真弓!驚いたってレベルじゃねーぞ!で驚いたぞ!
 なんでここに田中真弓だよ本当に……いや不満があるってわけじゃないけれど、もうちょっと中堅とか若手でも別にいいじゃんかよう新たなるショタ声優を育成しようよう……という……複雑です。ショタです。すいませんすいません。

 ともあれ、第1話はキュアハートの変身完了で締め。変身シーンはだいぶあっさりめに作られた感じで、スマプリにあったフェチっぽさ、良くも悪くもアニメファンが好きそうなエフェクトと構図の複雑な絡み合いを見慣れ楽しんできた身には少々肩透かしでしたが、まずは全員分の変身シーン待ちかな。複数同時になったときに映えそうだし。

 変身楽しみ。お話楽しみ。六花ちゃんいいメガネ。そんな感じの初回でございました。

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 変身玩具って、初期は必ず品薄になる気がする。在庫ほぼ無しですよ。お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃん大変だ。
 キャラクター別に買う必要はなくて、パーツ交換で使いまわせるってのは、いいよなぁ。昨今はこれが主流なんだろうか。っていうかロボットアニメだとこうは行かない。比較対象を間違ってる?

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