イクシオン サーガ DT#14「-EV- Evidence Veiled」
蛙の王様、または鉄のハインリヒでしたわね。グリム童話の引用。大好きな話でした。
お姫様が蛙を壁に投げつけるのが呪いを解く鍵ってところが、特に。ええ。
なんだか久々に、ほんとうに久々に、作画がとても綺麗で好みで、実にもう久々に紺が可愛かった。お姫様姿も可愛かった普通に。やばいですニヤニヤして見てしまいました。
……中身はもうどうしようもなくどす黒いアレですけれど。言動が最低レベルまで落ちてますけど。声も低くドス聞いててかわいげの欠片もありませんけど!
つうかキャラクターとしてはインコグニートの皆さんのほうが百倍かわいいし百倍いい奴らだよなー。今回の天然っぷりもかわいかった癒しでした。
ペットに振り回され、ペットを振り回し(文字通りの意味で)というお話でありました。
しかし1クールを過ぎてようやっと、ペットが喋った。ペットが喋ったよ!1クールぶん喋ったよ!
紺と同レベルの会話をしているあたり、喋らないほうが良かったのかもしれない……なんて思っちゃだめだ。
いつもの通りの緩い話で、いつもの通りに楽しめたんですが、とにかく作画が好みすぎて、それだけで当社比二倍くらい楽しめてしまいました。
話そのものは進んでいるのかいないのか、いやペットの人物像(人物?)が知れたというのは大きな一歩なのかもしれませんが、核心には全然迫っていないし。
と思ったら、次回はけっこう展開するんだろうか。OPの謎の金髪イケメン登場、期待です。何に期待って、あのクールさを保つのか、それともやっぱり壊れてしまうのか、という。その一点が。
……だめかな?
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これをかわいいと思って持ち歩けるか否か。なかなか難しい問題でございますね。
いや、むしろ中身が知れたことで、ファンが増えるかも。しれない。可能性だけなら。