スマイルプリキュア!#44「笑顔のひみつ!みゆきと本当のウルトラハッピー!!」

 冬支度な五人が可愛すぎて目がとけそうでしたごちそうさまですあかねかわいいよあかね。

 全員一巡のお当番回、ラストはみゆき。
 あえてラスト、というのに、しみじみと。最後の一巡なんだよなあ。

 基本の基本に立ち返って、みゆきという個人のみならず、作品そのもののテーマを今一度見つめなおす、最終決戦前にふさわしいエピソードでありました。

 しかしみゆきの祖母の田舎っていったいどうなっているのか。超自然現象多発地帯すぎないか。ロズウェルロズウェルなのか違うって。
 いやみゆきの記憶が曖昧で、幻想的に脚色されているだけ、という可能性も有りですけれど。
 以前の話といい、現実と幻想世界の架け橋役を、プリキュアや妖精とは無関係の「祖母の田舎」が果たしているのは、どういう狙いがあるのかなあ。
 みゆきのルーツ、みゆきという存在そのものについて、なにがしかの因縁があったりするのか。とか、深読みしたくなりますけれど、まあきっとそんなことは無いんだろうな。うん。自己完結。

 閑話休題
 とてもストレートに、笑顔の大切さ、笑顔を守りたい理由が語られて、良い意味でわかりやすく単純な作りが好印象でした。
 手鏡という小道具、過去エピソードの調合具合も程良く。っていうか謎の少女にピンポイントに今井由香とか使っちゃうのが一番の謎なんですけど。贅沢だなあ。

 一方で、ウルフルンの追い詰められた様子が対照的すぎて、気になるというか不穏な影を。
 次回、三幹部との決戦のようだし、なにがしか語られるのでしょうか。

 っていうかあと四回しか無いんだな!
 あっというまです……うーん。淋しい。

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スマイルプリキュア! プリンセスキャンドル
 プリンセスキャンドルの出番があまりにもおまけすぎて淋しい最近でございました。なんかこう、もうちょっと存在意義が欲しいというか……とりあえず、吹き消すバンクは全員分欲しかったよね。