ヨルムンガンド PERFECT ORDER#23「ウォーモンガー」
ヨナはひとまず、籠絡されずに離反。
しかしラストシーンのモノローグ。これは結局のところ……うーん。
キャスパーのもとに身を寄せた時点で、再びの揺らぎを得てしまうことが確定してしまったように思えるんですが。ヨナとキャスパーって、どうにも相容れなさそうですし。
しかし、まあ、どっちかってブックマンさんに萌える回でした。異論は受け付けません。
だってブックマンさんったら。
ココに呼び出されちゃった!ワクワク!
ココの罠にはめられちゃった!ドキドキ!
ココが持つ力を見せてもらっちゃった!ワクテカワクテカ!
……おお、しょうもないぞブックマンくん。萌え萌えだぞ。
あとは、ココ部隊の面々が、各自の理由で計画に参加する理由を語り合うシーンが、ラスト前のお約束として重要なのでしょう。
しかしここ、ひとりひとり個別エピソードでも欲しかったなあ。と思うのですが。喋るだけで処理されちゃったのは、若干残念でした。ノリは軽くても、各々が抱えた闇と光があり、それにより決断したのだろう、とは思わせられるので。
省略の美学でもあるのかなあ。うーん。
そして世界を変えるのは、みな妙齢(より少々上の方もいらっしゃいますが)の美女たち。これは、メタな作品の狙いとしてそうなのか(単に華やかにしたいという理由であれ、ジェンダーに関わる理由であれ)、あるいは、ココが狙いを定めた人物が女性に限定されたのか、気になるところです。語られることはなさそうですが。
残り1話、か。
気になるのは、とにかく、ヨナの趨勢。ヨナとココの決着。
いずれにせよ、原作完結作品ゆえに綺麗に終わってくれそうで、そこが良いですね。はい。二期への色気や媚びを見せていない(出来ない)のが、見ている身にも気楽。
面白いから続きが見たい→買い支えなくては!というプレッシャーを感じながら見る、という風潮も、アレなんですけどね。
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一期と二期、ともに第1巻のジャケットはココ。しかし、雰囲気というか、表情の違いが、物語が佳境であることを如実にあらわしているような。
いずれにせよ美しいですココさん。作品としてありえない前提ではありますが、ココが美少女でなかったら、どうなったのかな。この世界。