トータル・イクリプス#23「屍せる者たちの凱歌」

 衝撃の展開とかカタルシスな展開の連続。いや連続すぎて、もうちょっとこう、ラブコメとのバランスとかですね……。

 とりあえず、ヴァレンタインさんがこんなにあっさり死ぬとは思わなかったよ。ドラマ的な深みをもう少し見せてくれるかと思ったのに。
 そしてテロリスト達の虐殺、というか自殺というか。なんなんだお前ら。何がしたかったんだ。

 ユウヤ達との接点が一切無いってのが、物足りないんだな。ヴァレンタイン側からだと、せっかく、妹を殺した相手という因縁があったのに、使われなかったのが勿体無い。ユウヤサイドからは、テロリストというのが、顔を持った敵として認識されていない。それも勿体無い。

 しかし、戦闘シーンはなかなかに気合いが入っていて、見応えがありました。やっぱりロボットアニメっていいよね。と、思わせてくれる。
 そして、なんだかんだでやっぱり共闘展開となるレオンとユウヤは燃えますね。壊れた友情の限定復活、燃え。かつての最高の相棒、燃え。うむ。

 でもって、テロリストだの陰謀だのいろいろやってきたけれど、結局のところラスボスはソ連ペアになっちゃうんでしょうか。当初からあやしさは醸し出していたので、なんとなく、一周ぐるりと戻って来たような。しかし乗っ取られ、操られ、という形なので、思ったほどいやな感じはしなくてほっとしたり。

 これで、次回は最終回なんだよね?えぇー。なんだか、もう、なんというか。
 とりあえず最後まで見てから。

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 ほんとロボットの戦闘シーンはかっこよくて、それが救いでした。BETA相手よりもロボット同士の方が絵としても映えるし。でも絶望的に強い敵を相手とする、って意味では、BETA戦闘も好みなんだよなあ。もっと見たかった。