緋色の欠片 第二章#12「守護者の覚醒」
長かったなあ。ほんと長かった。
お話の最初からとにかく玉依姫として覚醒しろ覚醒しろ言われていた珠紀さんの、本格覚醒。
しかし珠紀の変身シーンの適当さはちょっと物悲しかった。後半のバトルが気合いの入ったものだっただけに。もっとプリキュアみたいに!きらきらーきらーん☆ぴかーん☆ぴしっ!とかやっちゃってもよかったのよ!
珠紀&守護者全員の覚醒。ともあれ、しみじみと嬉しくはありました。待たされたからなあ。
それぞれが宝具を差し出すシーンとか、なかなか感慨深く。ひとりだけ名前を呼んでもらえない遼が気の毒。
そして決戦へ。
まさかの、ロゴスの面々全員(+おまけの芦屋)との全面戦闘にびっくり。
……っていうか、だいたいアニメだけ見ていても予想はつくと思いますが(真弘とツヴァイとか分かりやすい)、これ個別ルートの最終戦闘を全部まとめてやってるわけですよ。全員覚醒、ついでに全員分のルートの戦闘を取り入れちゃうとか、力押しにも限度ってものがあるんではないか。
こういう展開にするのであれば、一期から伏線を張って、オリジナルで決戦やるよ!っていう雰囲気を出しておけばいいのに。
真弘とツヴァイの関係性について、遼と芦屋の関わり方について、とか、このへんはもっともっとおいしく料理できたはずなのに。
いちど全部解体して再構築する、くらいの気合いが欲しかった。
無難に再現しつつ、半端にオリジナル要素を入れるとか、残念すぎて言葉もない。って長文書いてるけどね!
文句ぶうぶう言いつつ、しかし詰め込みまくりで密度は濃くて、見ていて楽しくはありました。先週と同じく。
戦闘シーンの作画がやたら良いのも、複雑な気分になりつつ、眼福でありました。はい。
もうカタルシスしかないからね。
残すは最終回のみだからね。
定期:今週の真弘先輩は、ツヴァイとの因縁かっこよかったです。犠牲となること、生きること、死ぬこと、について近く考えすぎていたから、引き寄せてしまったという。そのへんもちょっと初期から説明していてくれれば!くれれば!ツヴァイさんもさあ、「からすぅ〜」だけ言ってないでさ!
……取り乱しつつ、真弘先輩は今週もかわいかったですかっこよかったですそれだけが救いです。小並感。
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Amazonにスリーブ画像を載せてないんだな。公式サイトにありますが、一期のセル画もろだしとは違い、ちゃんと原作イメージの塗りのイラストで、美しゅうございました。反省したんだろうな。
こうやって二期と一期を並べてみると、ほんとに一期のジャケットはだめすぎでしょう。バストショットはだめでしょう。手抜きにも程がある。
全体にファンを舐めた作りだった。と、商品展開含めて思います。思わせられてしまった。