スマイルプリキュア！#43「れいかの道！私、留学します!!」

　れいかさんお当番回。
　ほかの皆と同じく、いままでに割り振られていた役割、属性の最終確認でしたが、相手がジョーカーということもあり、よりシリアスなものに仕上がっていた印象がありました。
　構成が若干変則的だったのもよいかんじ。
　というかジョーカーさんの精神攻撃怖い怖すぎる。すばらしくいやな存在、怖い存在として描かれていて、ちっちゃい子にはトラウマにならないかと心配。したり。

　しかし、そもそも何故れいかは留学の申し込みをしていたんだろう。当人はあまり夢として語ったりしていないと思うんですが。
　兄の意思を受け継ぐ気持ちとか、家族や学校が誇れる到達目標のひとつとして設定したとか、そんな感じだったりするのかな。プリキュアになる前は、そうやって、周囲に喜ばれるハードルをひとつひとつ自分で設定していた、とか。

　ともあれ、期待に応えることを第一義として過ごしてきたれいかにとって、留学は、決して「自分の夢」ではなく、むしろ他のことより遙かに「自分以外の誰かのため」だった、というのがポイント。
その一点に、誰かが気づいてくれれば、それだけで良かったんだな。
　逆にそのこと（誰かが気づいてくれること）が、れいかにとってのブレイクスルーに成り得た、というのは、つまりは他者に「頼られる存在」であり続けたれいかが、初めて他者に「頼る存在」として、力を抜くことが出来た、という。
　そのために、これまでの三人のように、ひとりで戦い、クライマックス後に仲間が到着するパターンを取らなかったんだな、と。
　よかったね。よかったなあ、れいか。

　ところで、ハッピーを皮切りに全員で泣いちゃうシーンは、なんつーかほんとにプリキュア声優って泣き演技のうまさで決めてるんかい！と思うくらい情感のこもった泣き声で、素晴らしくももらい泣きしそうでしたよ、ええ。当然の如く、あかねがやばかったですよ、ええ。
　いやー。今週も、ほのぼの良い時間を過ごしました。みんなかわいかったいい子だった。

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　クリスマス商戦。しかしプリキュア関連商品って、12月に買い与えても、2月には新作が始まっちゃうわけで……なんというか。あこぎだな！おとなのせかいだな！
　まあ、このキャンディは、普通にぬいぐるみとして使っていけそうなのが救い。お値段もお求めやすくなっております。