緋色の欠片 第二章#11「緋色の欠片」
怒涛のクライマックスでありました。
アリアの決断、ドライの正体、拓磨の覚醒、アイン乗っ取られ。美鶴が珠紀を思いやるのはやっぱりおいしい嬉しいけれど、一方でばば様は相変わらず鬼畜なくせになんかいい人みたいな空気を醸し出してお亡くなりになるし、なんつうかいろいろありすぎでしょう！イベント集中しすぎでしょう！
しかし、核となるのはやはり、しっかりと拓磨と珠紀の恋愛イベント。
原作ファン感涙の挿入歌つき、気合いの入った美術と作画、ふたりともに自己犠牲を決意しつつ隠してのやりとりとか（拓磨については明かされますが）、切なさもまたクライマックス。盛り上がっておりました。
ツッコミ入れつつも普通に面白くはあったのだけれど、このくらいのテンポと密度で最初から作ってくれていたらなぁと思わずにいられない。
全員のルートに足を突っ込むなら、もっとオリジナルできちんと再構成をして。拓磨ルートに絞るなら絞るで、いっそ1クールで良かったんじゃないかなぁ。
そして次回が「守護者の覚醒」って。一期・二期あわせて全26話（だっけ？）で、本気モードになるのがラストから二話目って、どんだけ。もう少し早めに覚醒させて、戦闘やら何やらを掘り下げるわけにはいかなかったのか。
戦闘をメインに作るか。恋愛ロマンス重視で作るか。
結局、どちらも中途半端になってしまった感で、もったいない。ことに一期では、戦闘しても見逃されの茶番ばかり、恋愛はそれ以前の問題で珠紀に対する守護者の態度が酷かった、という。
拓磨ルートに絞ってからは、決して悪くなかったと思うので、ほんと残念です。他キャラの設定まで取り込もうと欲張りすぎなければなぁ。
恋愛ADVのアニメ化が抱える永遠の命題ですけれど。
定期：今週の真弘先輩は、その他大勢扱いで戦闘にも間に合ってねーぞゴルァ！……じゃなくて、宝具を受け取るシーンがトリで真打感があって（感があっただけだが！）素敵でしたアップは美しかったです。次回ちょっとでも見せ場があるといいな、っていうか真弘先輩ルートでスタッフ総とっかえでOVA版もしくは特別興行枠で映画版を（略）……TV版の人気が出たら、あったかもしれないけどなぁ……。
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アニメのほうのポストカードセット。基本的に使いまわしなので、絵柄が気に入ったら、といったところでしょう。そういう意味で、商品詳細を見ると中身が全部分かるのは有り難い。
