超速変形ジャイロゼッター#8「疾走!エーアイカー失踪事件」

 大方の予想通り、サトリ紹介回、といった性格の強いものでした。

 しかし新しく明らかにされた性格とか属性が全然なくて、前回も出てきた方向音痴・天然ボケボケ・占い好き、といった要素のみ。
 基本的にどれもこれも協調性に貢献しないし、下手をすると単なる迷惑かけまくりのキャラになるところですが。
 それを他の人間、ことに「選ばれしドライバー」への思いがあまり深まっていない新人オペ子ちゃんに受け入れさせることで、サトリというキャラクターそのものを作品に浸透させる、という構造になっていたのかな。

 他方でカケルやミッチーは既に作品内でのびのびと遊べるキャラになっており(探偵ごっこは小学生の基本?)、ツッコミ役のりんねや、一歩引きつつしっかりサポートするシュンスケのポジションも定まりつつあり。
 いろいろと安定してきて、のんびりまったり見られます。
 バナナネタとか、レバニラエプロンとか、ツッコミイナバウアー裏拳とか、トーマのもう定例のような扱いの適当っぷりとか、小ネタの定番もほどよく差し挟みつつ。
ラスト、なぜかいきなりツンデレ定型句を発するセイには、ちょっと引きましたが。こういう無意味で安っぽいネタを入れることはないと思うんだけどなー。

 それにしても、サトリが未だに孤立したままというか、カケルたちとのかけあいがあまり無いままなのが、気にかかります。狙ってやっているのか、単にストーリー進行の都合上、接点が作れないまま放置されているだけなのか。
 妙な変化球のお色気勝負やオタウケ小ネタじゃなくて、ドライバーたちがわいわいがやがや、子どもらしくぶつかりあう様子がもっと見たいです切実に。

そのへんでひとつ突き抜けられたら、ムーブメント起こせるくらいのポテンシャルはあるんじゃないかなぁ、とか。思っているんですが。どうかなあ。

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 ガチャポンスイング、単品200円コンプ900円っていいのかそれで。まあ在庫が全然ありませんけれど。
 ラインナップが、ライバード、GT-Rプリウス、アギトツインS、ギルティスXモードという、えらく微妙なものなんですが。発売時期の問題かなあ。若干残念。

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