緋色の欠片 第二章#7「夢の記憶」
真弘先輩スキーのわたくしがキレてると思った？
ざんねん！その通りだ！
おおおあおおおまさか、説明台詞ペーラペラで済まされるとは思わなかった……！
いやまあ慎司の扱いから察するべきだったのか？そうなのか？
メインとなる珠紀と拓磨については、ようやっと背景がしっかりと明らかにされて、BGM効果もあってちゃんと切ない恋愛絵巻っぽい雰囲気を出していて、よい感じに盛り上げてあったのですが。
しかしサブキャラのエピソードの入れ込み方が、どうにもこうにも。
真弘先輩というか鴉取家の宿命について、は勿論ですが、他のキャラクター全般についても、いっそ一切合財触れずに拓磨ルートだけに集中してくれた方が、ファンとしては救われたんじゃないだろうか。
いつか別ルートでアニメ化を……という、一縷の望みを抱くことが出来たかもしれないし。物語の完成度も高くなったはずだし。
えっそれじゃ尺が足りないから個別ルートのエピソードを切り貼りしてちょこっとずつ入れちゃえー！ですか？
呪まーす。
それにしても、なんなんだろう。この原作を、こんな作り方をしてしまえるって、なんなんだろう。
料理しようと思えばいくらでも料理方法はあったはずの素材なのに、ざく切りにしてとりあえず火を通しましたーみたいな投げやりさで処理されると、なんつうか怒るというより勿体なくて勿体なくて勿体ないおばけが出そうなキモチになります……。
作画だけはポイントで頑張っていたこと、声優陣の演技は誰も彼もきっちり魂を込めていて素晴らしいこと、それだけが救い。しかし空しい救い。
おお。そんなに怒っているつもりは無かったんだが、あの能天気なDパートを見るのが耐え切れずにぶっち切るくらいにはキレていたようだ。おお。
もう精神衛生上悪いから見るのをやめようかってレベルですが。
最後まで、まあ、見届けましょう……うん。まだ伏線や設定の拾い上げがあるかもしれないし。なんて、1ミリも期待しないけど。
定期：今週の真弘先輩は、絶叫せつないかっこいいかわいかったでした。もうほんとに、良演技の無駄遣いだよ……でも、ああいう、感情が昂った時の声とか演技、やっぱりいいよね。だいすきだー！でも……つれぇよー！
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なんとなくポスターとかで新しい絵はないかなーと探したら、タペストリーが。でもだいぶ昔から使いまわしのキービジュアルじゃないかぁ発売されてどれくらい経つんだろう？と思ったら、まさかの11月30日発売予定。いろいろがっかりだ。がっかりしてばっかりだ緋色関連。
