宇宙兄弟#29「打ち上げ前夜」
ほんっとーに南波父・母はチャーミングだなぁ。
ここまであれだけ飄々としてきただけ、前日の夜に寝付けず心細そうな南波母が、実にこうぐぐっと来ましたぐぐっと。
寝こけているようで、しっかりぱっちり目を開けている父もまた、お約束ながらかわいい。
夫婦揃って、まさかの萌えキャラ一直線でございます。
打ち上げ前日の、悲喜こもごも。いや「悲」はないですが、不安と期待こもごも、でしょうか。
多数の登場人物それぞれに、きっちり役割に見合った出番と台詞が与えられていて、見ていて安心感のある話運び。
反面、さすがに今回は少々テンポが遅く感じられました。会話のシーンは別に良いんだけれど、六太の独白や、ひとり物思うシーンが、若干、間の取り方がゆっくりだなぁと。
しかし、不意に差し挟まれる気の抜けた声の演技が絶妙で、平田広明の偉大さを再認識出来たりして。
まあ、アポの遁走(とはちょっと違うか)というアクシデントを挟んで、打ち上げ前のドラマ。じっくりと見せてくれます。
のんびりと付き合います。
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日本の宇宙探検
ワンコイン500円で買える、宇宙探険入門本。著者にきっちりJAXAの名前があって、安心して読めますですね。レビューも良好、コンビニあたりに置いといて欲しい本。
宇宙いいよね宇宙。生きているうちに一度行ってみたい。行ってみたかった……(わりと諦め気味)。